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2023/01/26

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

XRP/JPYは、日足ベースで一目均衡表の雲上限を上抜けましたが、上限ラインが低下したことで上抜ける形となったことから、上昇一服となりやや上値の重い動きとなっています。ここから調整終了となり、再び上昇に転じるのか、一旦一目均衡表の雲上限ラインまでの調整が続くのか注目されています。





現状では、一目均衡表の転換線近辺で下支えられていることから、転換線(50.576)が目先の下値のポイントとなります。転換線を下抜ける場合には39.537からのトレンドライン、雲上限ラインが次のポイントとなります。そして、重要な下値のポイントとなるのが一目均衡表の基準線となります。

基準線は、上昇局面では価格帯の下側に位置しますが、下降局面では価格帯の上側に位置する傾向となります。そのため、基準線の下抜けや上抜けは重要なポイントの一つとされています。現在、基準線は47.418に位置していますが、28日には48.906、29日には48.949まで上昇(その後も上昇傾向は続く)することから、下抜けには注意が必要です。

一方、目先の流れを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、さらに先行するラインが失速して下向きに転換していることから、両線がクロスする場合には目先の軟調な動きを示唆する形状となることから、両線の動きにも注目したい。

上値ポイント
➀53.744 ②55.298 ③56.308

下値ポイント
➀50.576 ②49.883 ③47.923


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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