Market Report

マーケット情報

2025/08/07

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

XRP/JPYは、下げ一服後に堅調な動きとなりましたが、一目均衡表の基準線近辺で上値が抑えられてやや上値の重い動きとなっています。ここから再び軟調な動きとなるのか、一段の上昇となるのか注目されています。



オシレーターのMACDでは、両線の下向きが継続中ですが、徐々に乖離幅は縮小傾向となっており、先行するラインが上向きに転換すれば目先の堅調な動きを示唆する形状となります。ただ、乖離幅が拡大に転換し、両線がゼロポイントを下回れば、軟調な動きの継続を示唆する形状となることから、目先の形状が注目されます。

相場の方向性を示すとされ一目均衡表の基準線は、7/7に上昇に転じて以降上昇傾向が続いており、現在は487.028に位置しています。8日までに490.894まで上昇しますが、その後は横ばいとなり、13日には484.324に低下し、1ヵ月ぶりに低下に転じることから、ここで下落に転換するのか、相場の方向性に注目です。また、一目均衡表の遅行スパンは、現状の水準が続く場合10日には価格帯を下抜けます、すでに基準線と転換線がクロスしており、こちらの形状にも 注目です(これに雲下抜けが加われば三役逆転の弱気シグナルとなります)。

一方、目先のトレンドを見る上で注目されるパラボリックでは、上限ラインが価格帯に接近しており、接触すれば下限ラインが出現となり、目先の上昇トレンドに転換を示唆する形状となることから、こちらの形状にも注目です。

ここから方向性がどちらに向くのか注目です。目先の上値のポイントは470.873、下値のポイントは441.659となり、抜けた方向に一段の動きが考えられます。

上値ポイント
➀458.489 ②470.873 ③490.499
下値ポイント
➀453.434 ②441.659 ③416.369


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2025年8月7日10:20

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