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マーケット情報・チャート

2023/02/09

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、高値圏で上値の重い動きが続いており、ここから下落に転じて調整局面となるのか、底固い動きが続くのか注目されています。





目先の動きを見る上で注目されるオシレーターのMACDでは、両線がクロスして下向き継続中であることから、軟調な動きを示唆する形状となっています。ただ、乖離幅が緩やかな拡大となっていることもあり、引き続き緩やかな拡大が続くのか、乖離幅が一段と拡大するのかにも注目されています。

目先の下値は、サポートの2,828,300がポイントとなり、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も考えられます。さらに、一目均衡表の基準線も下値のポイントと考えられます。基準線は、上昇時には価格帯の下側に位置していますが、下落時には価格帯の上側に位置することから、基準線の下抜けには注目です。

基準線は、現在2,794,650に位置していますが、10日から12日までは2,797,600で横ばいとなりますが、13日から低下が続いて15日には2,931,050まで上昇すると計算できることから、このタイミングでの下抜けに注目です。

基準線を下抜ける場合には一段の下落となる可能性もあり、その場合の当面の下値目標の計算値は2,071,600から3,040,100までの上昇の38.2%押しの2,670,133となります。一方、上値のポイントは直近高値の3,040,100となり、ここを上抜けると一段の上昇も考えられます。

上値ポイント
➀2,959,700 ②3,000,100 ③3,040,100

下値ポイント
➀2,904,000 ②2,858,700 ③2,828,300


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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