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マーケット情報

2023/05/25

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、一目均衡表の雲上限ラインの上抜けを試したものの、完全に上抜けとはならず、軟調な動きとなっています。ここから再び雲上限ラインの上抜けを試すのか、逆に雲下限ラインの下抜けを試す展開となるのか注目されています。




目先の動きを見る上で注目されるオシレーターのMACDでは、両線がゼロポイント近辺で上値が抑えられており、ここからクロスして下向きとなるのか注目されています。ただ、振れ幅が小さいことから、判断の難しい形状となっています。一方、より短期の動きを見るストキャスティクスでは、両線がクロスして下向きとなっており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっています。このことから、下げ幅により変わりますが、3-5日程度は軟調な動きが続く可能性も考えられます。

また、一目均衡表では、基準線と転換線の下側に位置しており、さらに基準線が転換線の上側で推移していること、遅行スパンが価格帯の下側で推移していることから、このまま雲を下抜ける場合には、弱気シグナルとなることから、雲の下抜けには注目です。

下値のポイントは雲下限ライン近辺と考えられます。雲下限は、本日242,460に位置していますが、連日上昇が続き、来週31日には257,463まで上昇することから、このタイミングでの下抜けには注意も必要です。

一方、上値は雲上限ラインと、292,750からのトレンドライン近辺がポイントと考えられます。雲上限は、263,420に位置しており、29日までは横ばいが続きます。

上値ポイント
➀259,855 ②263,420 ③266,070

下値ポイント
➀252,150 ②247,810 ③240,840


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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