Market Report

マーケット情報

2024/11/14

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、堅調な動きが続いており、前日の高値を付けた後に失速したものの、再び堅調な動きとなっています。ここから更に一段の上昇となるのか、一旦調整となるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線が上向き継続中となっており、両線の乖離幅も拡大しています。ただ、拡大幅がやや縮小傾向であることから、縮小に転じ、その後先行するラインが失速して下向きに転じる展開となる場合には、一旦調整となる可能性も考えられることから、目先の形状に注目です。

また、ローソク足では、前日の上ヒゲの長い形状が「波高い線」となっており、この足型は上昇局面に出現することが多く、上昇圧力と下降圧力が拮抗していることを表す形状です。翌日に陽線となればさらに上値を試す展開となり、陰線となれば一旦のトレンド転換となるとされています。

現時点では、「波高い線」の後に陽線となっていることから、上値を試す展開が考えられます。ただ、一段の上昇には、前日の高値である14,835,200を上抜けることが条件となります。そして、14,835,200を上抜けるまでは、下降の可能性も視野に入れておく必要があります。特に、14,835,200まで上昇した後に5%近く下げて引けていることから、前日の終値より上側では売り圧力が徐々に強まる可能性も考えられます。

高値更新とならずに2—3営業日上値の重い動きが続く場合には、心理的にも調整となる可能性が高まることもあり、ここからの日柄にも注目です。

上値ポイント
➀14,438,050 ②14,835,200 ③15,000,000
下値ポイント
➀14,109,050 ②14,080,050 ③13,703,550


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年11月14日10:35

-----
お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。

マーケット情報一覧へ戻る