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マーケット情報・チャート

2023/04/27

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、下げ一服後に底固い動きから上昇に転じる動きとなっており、ここから一段の上昇となるのか、または一目均衡表の基準線・転換線近辺で上値を抑えられて再び軟調な動きとなるのか注目されています。





目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、ここから両線がクロスすれば上昇を示唆する形状となります。一方、さらに短期の動きを見るストキャスティクスでは、両線がすでにクロスしており両線が上昇していることから、短期的に上昇を示唆する形状となっています。

目先の上値のポイントは、一目均衡表の基準線近辺となり、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられます。この一目均衡表の基準線は、現在266,540に位置していますが、29日には268,038、30日には268,975まで上昇、その後は横ばいが続くことから、このタイミングで上抜けとなるのか注目です。ただ、ここ2営業日は上値を抑えられる展開が続いていることから、引き続き上値を抑えられる場合には、再び軟調な動きとなる可能性も考えられます。

一方、下値のポイントは、直近安値の245,200となり、ここを下抜けると一段の下げとなる可能性も考えられます。その場合、下値目標の計算値は221,450と計算できます。

上値ポイント
➀266,540 ②269,000 ③292,750

下値ポイント
➀254,550 ②245,200 ③227,415


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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