2025/03/12
さらなる続落!BTCはどこで止まるのか??
今週前半も大きく急落しました。先週金曜日にホワイトハウスで開催された暗号資産サミットはマーケットが期待していた以上の内容は出ず、土曜日から徐々に価格が崩れていき、火曜日早朝に年初来安値を更新しました。昨日から今朝にかけては大幅反発し、乱高下をしております。
流動性が薄い証拠でしょう。株式市場も軟調続きで安値を更新しつつあります。NASDAQ先物指数は年初から13%以上の下落となっております。しかしながらまだまだ調整下落の最中のように感じます。
米関税政策やDOGE省の取り組みに対して、トランプ大統領は「今は移行期」という発言もあり、マーケットが下落しました。
参考:https://mainichi.jp/articles/20250311/k00/00m/020/031000c
よって、米国は先に整えるところを整えて無駄なものを清算し再起をかける試みなのでしょう。国としては非常に大きく成長するポテンシャルがある取り組みです。
参考:https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031200357&g=int
しかし、今はまだ早い、という段階がマーケットの評価なのでしょう。向こう数ヶ月はまだまだ軟調な相場が続きくのではないかと予想します。
■200日移動平均線割り込みで2ヶ月以上は調整相場か?
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9
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出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析になります。
200日移動平均線を明確に割り込んできました。過去数年の値動きを観察している経験上、この調整は2-3ヶ月かかることが多いです。もちろん、この時期に最高の押し目を作ってくれるのですが、それが割れたばかりですので、時間的な調整が必要だと判断しております。
しばらくはこの上値が意識され、戻り売りや利益確定の売りが入りやすくなるのではと考えております。
浅い押し目で買ったプレイヤーもこの水準で利益確定を繰り返すディールが活発化しそうです。
筆者的には、次の急落で押し目買い戦略に切り替える予定ではおりますが、今週いっぱいはまだ戻り売り目線、来週以降に買い目線に切り替えようというスタンスです。
■戻りの目安は1200万円台ミドルか?
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出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足分析です。
戻り売りの目安としては、現在のSMA30(赤)に触れておりますので、このタイミングか、もしくはSMA90(青)から戻り売りを意識しています。
ドル円の下落が先週後半から止まり、レンジ相場となっております。少し反発しそうな形状でもあるので、上値をもう一段だけ追うかもしれません。
その場合、1240-1250万円付近が売り場となる可能性もありそうですので、この2段構えで準備をしておくと良いのではないでしょうか。
■アルトコインの戻りは鈍い
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出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY4時間足分析に移ります。
アルトコイン全般の戻りは鈍く、BTCよりも反発力が弱い状況です。
戻りは浅いと考え、SMA30(赤)付近の戻りを意識していこうと思います。
4時間足ではMACDがすでにダイバージェンスを出現させておりますので突っ込み売りは危険ですが、基本的にはBTCと連動して下落していくと思いますので、BTCの戻りを確認しながら似たようなタイミングでエントリーしていくと良いと考えます。
■年初来高値から60%の下落に
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出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
最後にSOL/JPY4時間足分析です。
1月のSOL系DEXのトランザクションを比較してみたところ、90%程度の減少となっており、完全に閑古鳥状態であることがわかりました。
SOLの需要がひどく落ち込み、その落ち込み具合が価格に跳ねてきてしまったと考えます。
史上最高値から60%程度の下落となり、投資家はひどく損失を被っていると考えられます。
2021年ETHのDeFiショックを思い出してしまいますが、流動性プールに資金が枯渇しかねないなどの取り付け騒ぎやステーブルコインショックなどが起きないと良いのですが、このあたりの動向には注意を払っておく必要がありそうです。
チャート分析に移ります。テクニカル的にはレジスタンスラインとSMA30(赤)が重なるポイントはクラスターポイントとなります。ですので、ここをバックに戻り売り戦略としてはあり得そうです。
SMA90(青)までの戻りを待つ戦略も悪くはないと考えますので、ETH同様に2段構えで戻りを待つと良いと思います。
総じて売り目線ではあるのですが、しかしながらそろそろ短期的なボトムも近いようにも考えます。特にドル建てでの73800ドルは昨年の際立った高値をつけた価格であり、週足レベルでのレジサポラインになります。
ここへの到達が近づいてきたタイミングからの押し目買いを意識していく予定です。
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