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2023/03/09

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、下値のサポートとなっていた一目均衡表の基準線を下抜けて一段の下げとなりました。現行では、やや底固い動きが続いていますが、ここから一段の下げとなるのか、再び上昇に転じるのか注目されています。





目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の下向ききが続いており、先行するラインはゼロポイントを下抜けています。両線が共にゼロポイントを下抜ける場合には、下げ継続を示唆する形状となることから、目先の両線の動きには注目です。

目先の下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ライン(10日以降上昇が続きます)となり、ここを下抜けて雲の中の展開となると、軟調な動きが継続する可能性も考えられます。また、一目均衡表では、 基準線と転換線が10日にクロスとなりますが、これに加え遅行スパンが価格帯を下抜ける、さらに雲を下抜ける場合には三役逆転の弱気シグナルとなることから、これらの形状にも注目です。

一方、目先の上値のポイントは、一目均衡表の基準線となり、基準線を上抜ければ再び堅調な動きも期待されますが、11-12日には基準線は現行の3,192,900から上昇となります。

上値ポイント
➀3,112,600 ②3,166,700 ③3,188,200

下値ポイント
➀3,050,500 ②2,937,400 ③2,899,300


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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