Market Report

マーケット情報

2024/08/15

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、一段の上昇となり、パラボリックの上限ラインに接触して下限ラインが出現、さらに一目均衡表の転換線を上抜けて一段の上昇となっています。
ただ、重要な上値のポイントとなる一目均衡表の基準線にはまだ到達していない状況となっています。ここから、基準線の上抜けを試す展開となるのか、失速して軟調な動き動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がクロスしており、両線の乖離幅の拡大が続いていることから、目先の堅調な動きを示唆する形状となっています。ここから乖離幅の拡大が継続するのかがポイントとなります。

また、目先のトレンドを確認する上で注目されるパラボリックでは、下限ラインが出現しており、目先の上昇トレンドを示唆する形状となっています。今後、価格帯に接触するまでは上昇トレンド継続と判断されます。

このことから、目先堅調な動きが続く可能性が考えられます。特に、上値のポイントとなる一目均衡表の基準線は、現在447,123に位置しており16日までは横ばいが続きますが、17日から19日までは低下が続き、427,955まで低下します。そのため、このタイミングで上抜けとなるのかが注目されます。ただ、基準線を上抜けられない場合には、方向性を示すとされる基準線の低下に合わせて軟調な動きとなる可能性もあり、より目先の動きを掴みやすい短期のオシレーターの動きにも注目です。


上値ポイント
➀404,845 ②420,270 ③447,123
下値ポイント
➀396,280 ②379,585 ③348,895


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年8月15日11:00

-----
お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。

マーケット情報一覧へ戻る