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マーケット情報

2024/05/23

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

XRP/JPYは、ここまで一目均衡表の雲下限ラインに沿って堅調な動きとなり、一時雲上限ラインに接近したものの、雲上限ラインや持ち合いレンジ上限が意識されて上値の重い動きとなっています。ここから再び雲上限を目指す展開となるのか、雲下限ラインを下抜けて軟調な動きとなるのか注目されています。




目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、ゼロライン近辺で両線の乖離幅が縮小しており、ここから両線がクロスして目先の軟調な動きを示唆する形状となるのか、再び乖離幅が拡大して両線がセロラインを上抜けて堅調な動きを示唆する形状となるのか見極めたいところです。一方、より短期の動きを見る上で注目されているストキャスティクスでは、高水準域で両線がクロスして下向きとなっており、目先の軟調な動きと示唆する形状となっています。

このことから、目先は軟調な動きとなる可能性が考えられます。ストキャスティクスの日柄としては軟調な動き3-5日であり、さらに雲下限ライン(84.327、5/24時点)と、一目均衡表の基準線(83.503、25日まで横ばい)を下抜けることが条件となります。上記ポイントを下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性が考えられます。ただ、雲下限ラインを下抜けない動きが続く場合には、再び雲上限を目指す展開も考えられます。

上値ポイント
➀86.032 ②88.619 ③89.733

下値ポイント
➀84.307 ②83.503 ③80.574


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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