2024/08/21
金曜日23時ジャクソンホール講演待ち相場
夏休み相場も今週で終わりとなるかもしれません。
金融市場は先日の21世紀ブラックマンデーとも言えるほどの急落がありましたが、株式市場はほぼ全回復となっております。
BTCも8月5日の急落時だった日の高値も超えており、下落分はすでに帳消しされている状況です。
今週の大きなトピックスとしては米・労働統計局より、2023年4月〜2024年3月までの新規雇用者数実績値の大幅下方修正の可能性についてのリーク記事が発信されました。
参考:ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-20/SIHMT1T0AFB400?srnd=cojp-v2
雇用者数は最大100万人もカウントミスが起こるとなるとその影響は甚大でしょう。つまり事実であればFRBはより急いで利下げを行わなければならないことになるわけです。(暗号資産にとっては一応ポジティブです。)
そしてこれが真実ならば、今週金曜日23時に米・カンザスシティで行われるジャクソンホール講演でのパウエル議長の発言に大きな影響を及ぼすこととなるのではないでしょうか。
よって、金曜日夜からはっきりとトレンドが発生する可能性が高く、夏休み相場が終了するということになるわけです。
■850万円を割り込まないかが鍵?
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析から入ります。
レンジ相場が続いておりますが、ビットコインは毎日2-4%のボラテリティで動いております。
昨日は一時900万円まで価格を回復させたBTCだったのですが、NYクローズでは大幅に反落しました。
860万円前後でクローズしてしまい、長めの上髭を残した陰線となっております。
前述の雇用者数下方修正の噂が事実である可能性が高まってきているのでしょうか?
大幅下方修正が発表されると一時的にまたネガティブな反応となりそうです。そこがおそらく買い場となると思われるのですが、その価格を探るのが難しそうです。
イメージとしては直近安値にある850万円を割り込むちょっとした急落になる可能性も高いと考えます。
安値の目安を模索するため、時間軸を落として見ていきましょう。
■三角保合いも最終防衛ラインに近づく、割れたら2番底か?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY 4時間足に時間軸を落とします。
三角保合形成中となっており、形状的には終盤戦でしょう。
現状価格を割り込んでしまいますと、三角保合は下方ブレイクとなりますので、2番底をつけに行く形、濃厚となりそうです。
850万円で止められて反発するケースもあると思いますが、さらにここを割れるとなると、サポートが存在しません。
800万円付近までの下落は覚悟しておく必要が出てきそうです。
デリバティブ市場のポジションを見ていると、ロングもショートも傾きは少ないため、現物の投げが終われば終了すると考えます。
よって、今週は下ひげで一瞬下げて価格を戻すような相場があるのではないかと予想します。
幅は広くして予想を出してしまい申し訳ないのですが、800-850万円のどこかで拾う覚悟で臨むと良いかもしれません。
■アルトコイントレードは見送りを前提
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY日足分析に切り替えます。
過去、暗号資産市場で7-8月価格が軟調に推移した後は、決まってBTCからの価格回復が顕著になる傾向あります。
よって、個人的にはBTC中心の買いトレードを。アルトコインはどちらかというと戻り売りトレードで一種のヘッジ状態を作るのが望ましいと考えております。
ETH/JPYは買いトレードは見送り、少し上昇したあたりからの戻り売りトレードの実施が良いのではないかと考えております。
イメージとしては、SMA30(赤)に戻ったタイミングでの戻り売りを意識し、40万円付近に引けるレジスタンスラインをバックにショートトレードを狙っていきたいと考えております。
SMA30の角度的にはおそらく今週末には40万円のレジスタンスラインを割り込んでくると考えており、そのあたりからBTCの買いポジションとヘッジするような形で調整してトレードすると安定的な結果が出ると予想します。
ETHはあくまで短期的な戻り売り狙いです。上がったら売って、2-3%下げたら買い戻すようなイメージでトレードしていきたいと思います。
いずれにしても金曜日のジャクソンホール講演より大きく動き出すと思われます。
利下げは利下げでも緊急的な利下げはネガティブな反応を返ってマーケットはすると思いますので、一時的に反落相場も場合によってはあると思います。
ただしそこはBTCにとっては買い場と判断します。まずはBTCの押し目買いを狙ってトレードしていく予定です。
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