Market Report

マーケット情報

2025/01/30

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、一目均衡表の雲下限ラインを下抜け、一目均衡表の基準線で上値を抑えられた後に一段の下落となっています。ここから、さらに一段の下落となるのか、基準線を上抜けて堅調な動きとなるのか注目されています。



目先の短期的な動きを見る上で注目されているストキャスティクスでは、下限ライン近辺で両線がクロス間近となっており、クロスすれば目先の堅調な動きを示唆する形状となることから、目先の両線の動きに注目です。一方、目先のトレンドを見る上で注目されているパラボリックでは、上限ラインが出現していることから、目先軟調なトレンドが示されています。

このことから、短期的には値を戻す可能性が考えられますが、パラボリックの上限ラインに接触して下限ラインの出現で堅調な動きとなり、基準線の上抜けを試す展開となるのか注目です。また、一目均衡表の基準線は、現在540,233に位置していますが、2/2には519,843まで低下することから、このタイミングで上抜けとなるのか、または基準線の動きに連れて軟調な動きとなるのか、今後の動きを予測する上で注目されます。

基準線を上抜ければ、648,110からのトレンドライン、そして雲上限ラインが上値のポイントとなりますが、すべてを上抜ければ一段の上昇となり、昨年12月からの軟調なトレンドが終了する可能性も考えられます。一方、下値のポイントとなる476,200を下抜けると一段の下げとなる可能性もあり、その場合の下値目標の計算値は435,420と計算できます。

上値ポイント
➀515,200  ②548,750  ③566,684
下値ポイント
➀479,348  ②476,200  ③435,420


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2025年1月30日10:00

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