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マーケット情報・チャート

2023/07/20

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、下値のポイントとなっていました一目均衡表の基準線を下抜けて、一段の下げとなっています。ただ、直近では底固い動きも見られていますが、ここから一段の下げとなるのか、底固い動きとなり上昇に転換するのか注目されています。




一目均衡表では、基準線を下抜けて基準線と転換線が価格帯の上方でクロスしており、また遅行スパンンが価格帯を下抜けています。これに加え、雲を下抜ける展開となる場合には三役逆転の弱気シグナルとなります。一方、目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線が下向き継続中ですが、乖離幅は徐々に縮小傾向にあります。ここから、乖離幅の縮小が続けばゼロライン近辺で先行するラインが上向きに転換する可能性もあり、目先のラインの動きには注目です。

また、相場の方向性を見極める上で注目されるパラボリックでは、価格帯の上側にある下降ラインと価格帯が近づいており、何度となく上抜けを試しています。ここから下降ラインを上抜けて価格帯の下側に上昇ラインが出現すれば、上昇への転換を示唆する形状となります。

このことから、目先は上昇に転換する可能性が考えられますが、基準線を上抜けるほどの強い展開とならなければ再び軟調な動きとなり、一目均衡表の雲の下抜けを試す展開となる可能性も予測できます。そのため、目先の相場の方向性の変化には注意が必要です。

上値ポイント
➀4,306,274 ②4,315,900 ③4,336,800

下値ポイント
➀4,237,600 ②4,213,800 ③4,156,525


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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