2026/01/07
暗号資産市場は年初上昇スタート!大きな戻りの局面か?
2026年の暗号資産市場は、年初から堅調な立ち上がりとなりました。1月1日以降、日々安値を切り上げるかたちで上昇が続き、気づけばBTCは昨年12月の戻り高値付近まで回復しています。
筆者は依然として、中長期では下落トレンドの途中にあり、200日移動平均線付近に向かう大きな戻り局面と捉えています。その上では再び下押しのリスクを考えておく必要があるでしょう。
直近の上昇に特段ポジティブな材料が出ているわけではなく、どちらかと言えば、
・ショートカバーの誘発
・年末調整の巻き戻し
・過度な悲観の反動
といった市場ポジション調整による上昇と考えるのが妥当です。
オンチェーンデータを確認しても、ウォレットのアクティブ増加や送金急増といった典型的な強気相場の兆候はまだ乏しい状況です。
そのため、今月は大きく上昇する局面もありつつ、調整トレンドの中の戻り相場が続くと考えています。
■ 1500万円付近は上値の壁が多い局面
【採用テクニカル】
• 移動平均線(SMA):30(赤)、90(青)、200(橙)
• MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
BTC/JPYの日足チャートでは、上昇基調がはっきりと見られますが、1500万円近辺に複数の上値抵抗が存在しています。
具体的には、
● 前回高値付近が意識される心理的レジスタンス
● SMA90(青)の下落による価格上押し圧力
が重なるゾーンです。
このため、一気に突破するよりも、
・揉み合い
・小幅な反落調整
・時間をかけた上抜け
といった値動きとなる可能性が高いでしょう。
全体としては反転形状が明確になってきており、そのため短期では引き続き押し目買いが中心となる相場環境と見ています。
■押し目候補は2段構えで狙う

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
BTC/JPYの4時間足チャートでは、押し目狙いの戦略を取りたい局面が続きます。
押し目候補は以下の2段構え:
① 1425万円付近
→直近の反発ポイントが多く認識されやすい支え
② 1410–1413万円の中間ゾーン
→過去にレジスタンスとして機能した水準で、レジサポ転換が意識される重要ライン
このため、資金配分を分け、
①→押し目が浅い場合の買い
②→深い調整を拾う買い
と段階的に仕込む対応が有効だと考えます。
その後の上昇では、最終ターゲットとして日足のSMA200(橙)が位置する1550〜1575万円を目指す可能性があり、1月下旬〜2月初旬にかけた上昇シナリオを想定しています。
■ETHは48~50万円ゾーンが勝負どころ

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
ETH/JPYの4時間足では、BTCと同様に連れ高を想定しています。
押し目買いの戦略は以下:
● SMA30(赤)にタッチしたら買い
● 上昇トレンドライン付近でも買い
● 深い押しは 48万円台前半のサポート が最終防衛ライン
まとめると、
48万〜50万円ゾーン が押し目買いの好機となると見ています。
MACDにも過熱感はなく、ダイバージェンスも出ていないことから、短期的にはもう一段の上昇を期待できる局面です。
■SOLはMACDがまだ余裕、押し目買い継続

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
SOL/JPYは12月下旬から約15%上昇しており、勢いのある通貨ペアです。
押し目候補は 21000円 が最大幅ですが、ここまでの調整は来ない可能性も十分あります。
基本戦略は以下:
● SMA30タッチで買い
● 最大押し目は21000円
● MACDが健全なため反落を過度に恐れない
来週にかけ、SOLも買い場を探す週になると予想します。
■雇用統計に向けて押し目買いのチャンスも
1月9日(金)は米雇用統計が控えています。
前回は失業率 4.6% と悪化しており、今回も同水準が注目されます。
市場予想は4.5%ですが、
● 4.6%以上 → 景気後退懸念強化 → ドル安 → BTC上昇余地
● 4.4%以下 → 利下げ期待後退 → 上昇一服の可能性
と値動きの分岐点となるでしょう。
そのため金曜に向けては、押し目買いの機会が訪れる可能性が高いと考えています。今週後半は、BTC・ETH・SOLいずれも短期買い目線でトレードする予定です。
ただし、全体の認識はあくまで戻り相場の途中であることは忘れず、
押し目→利確→再度押し目、の回転を意識したい局面と考えます。
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