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13日前
CEXの取引量が2020年以来の水準に低下、アナリストは市場が「中立」モードに移行と

クリプトクオントのアナリストであるアクセル・アドラー・ジュニア氏が9日に共有したデータによると、CEX(中央集権型取引所)の現物取引活動が、20年10月以来の水準に落ち込んでいる。
この急減は市場全体の変化を反映しており、暗号資産(仮想通貨)投資家が積極的な取引よりも保有を選択する中、オンチェーンで移動されたり売却されるコインが減少している。
●マスク氏とトランプ氏が市場の混乱を引き起こす
マクロ経済的不確実性とソーシャル・メディア上で注目を集めた出来事が生じた不安定な1週間を経て、今回の活動低下となった。ビットコインは週の半ばまでほぼ横ばいだったが、市場の注目を集めたイーロン・マスク氏とドナルド・トランプ氏の対立を受けて、ボラティリティが急増した。
ドナルド・トランプ氏とイーロン・マスク氏が公の場で衝突したことで、暗号資産市場に新たな不確実性がもたらされた。両者とも、特にハイテク及びデジタル資産分野で投資家心理に大きな影響力を有している。
両者の争いは市場を不安定にし、様々な資産クラスで価格変動の一因となった。テスラの株価は歴史的な下落となり、トレーダーは政策の方向性や規制当局の態度の変化に備えた。
米国の非農業部門就業者数の発表に先立ち、投資家心理はさらに揺らいだ。ビットコイン(BTC)は一時5%下落したが、労働市場のデータが予想以上に強かったことですぐに回復した。
●リスク回避が強まり売り方の不均衡が拡大する中、投資家が撤退
この回復にもかかわらず、市場のシグナルは依然として慎重だ。ハイブロック・キャピタルによると、オーダーブックのデータが弱気傾向の拡大を示している。
現物、無期限先物、そしてそれらが混在する取引プラットフォームで売買比率がネガティブに転じている。これは、現在の価格帯に指値注文を置いている売り方が買い方よりも多いことを意味している。歴史的に見て、このパターンはビットコイン価格の局所的な高値や短期的な下落に先立つものだ。
CEXの取引量減少の重要な要因の1つが、投資家のリスク回避だ。22年のFTX破綻や23年のバイナンス及びコインベースの規制上の取締りといった長年の混乱を受けて、投資家はより慎重になっている。
多くの投資家が、取引所から長期的な保管場所に資産を移している。
●DEXの採用が広がる中、CEXは流出に直面
DEX(分散型取引所)の台頭がこの移行に拍車をかけている。25年5月にはDEXが世界の現物取引量の25%を占め、25年初めの20%を上回った。この急増は、ウォレットのユーザビリティ改善と中央集権型プラットフォームへの不満の高まりを反映したものだ。
パーミッションレスなアクセスと組み合わせ自由な取引環境によって、DEXは経験豊富なユーザーにとって増々魅力的なものになっている。
アナリストらは、投資家心理の大きな変化や強力な材料が無ければこの「HODL状態」は覆らない可能性が高いと述べた。現在、10万7000ドル付近で流動性クラスターが形成されている。その下には重要なサポートが存在し、売り圧力が強まった場合は引き寄せられる可能性がある。
今のところ、市場を定義しているのは活動低下と警戒感の高まりだ。水面下でボラティリティがくすぶる中、トレーダーは短期的な利益を追求するのではなく傍観する傾向にあるようだ。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/cex-volumes-hit-lows-not-seen-since-2020/
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