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206日前

リップル、スペイン大手銀行BBVAとの提携拡大、暗号資産カストディを提供

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 XRP(XRP)を管理する米リップルはスペインの大手銀行BBVAとの提携を拡大し、同社のカストディ技術を用いて、スペイン国内の個人顧客向けにビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の保管を行うと発表した。

 今回の契約により、BBVAはリップルの機関投資家向けデジタル資産カストディ技術を導入し、暗号資産事業を拡充する。同行は今年初めにデジタル資産の取引・保管サービスを開始しており、その取り組みをさらに強化する形だ。

●リップル、準拠型カストディで銀行支援

 リップルのカストディ技術は、銀行が効率性を保ちながら安全かつ規制に準拠した暗号資産サービスを提供することを可能にする。

 BBVAのデジタル資産責任者フランシスコ・マロト氏は「実証済みで信頼できる技術を活用することで、顧客に完全なカストディ体験を直接提供できる」と述べた。

 両社の協業は初めてではない。すでにスイスやトルコで提携しており、国際送金のリアルタイム決済でも協力してきた。

 リップル欧州マネージングディレクターのキャシー・クラドック氏は「EUの暗号資産規制(MiCA)が施行されたことで、銀行は顧客の需要に応じたデジタル資産サービスを展開しやすくなった」と語った。

 欧州では他の大手銀行も同様の動きを見せている。ドイツ銀行は25年にカストディ事業を開始する計画を報じられ、スタンダードチャータードやボルゼ・シュトゥットガルト・デジタルカストディも暗号資産分野で展開を強化している。8月にはBBVAがバイナンスの顧客資産を独立したカストディアンとして管理しているとの報道もあった。

 今回の提携拡大は、規制下の金融機関がインフラパートナーと連携し、コンプライアンスと拡張性を確保しながら暗号資産を取り込む動きの加速を象徴している。

●リップル、米ドル連動ステーブルコインRLUSDをアフリカへ拡大

 リップルは米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」をアフリカ市場に拡大し、フィンテック企業チッパーキャッシュ、VALR、イエローカードと新たに提携した。

 これにより、大陸全体の機関投資家は規制下で安定的なデジタルドルにアクセスでき、越境決済需要の高まりに対応できるようになる。

 RLUSDは24年末にニューヨーク州金融当局の規制下にある信託会社から発行され、現在はイーサリアムとXRPレジャー上で7億万ドルを超える供給量に達している。

 同コインは決済にとどまらず実需にも活用されている。ケニアではMercy Corps Venturesが気候リスク保険の実証実験を進めており、干ばつを衛星データで検知した際に自動で資金が支払われる仕組みを導入。降雨不足による保険金支払いのパイロットも実施されている。

 さらに7月にはスイス・ツーク拠点の暗号資産銀行AMINAがRLUSDのサポートを発表し、カストディと取引サービスを提供開始。世界で初めて直接サポートする銀行となり、今後の拡張を予定している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ripple-expands-partnership-with-spanish-banking-giant-bbva-to-power-crypto-custody/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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