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32日前
シンガポール、暗号資産の認知度9割も保有はわずか29%

ほぼ全てのシンガポール国民が暗号資産(仮想通貨)を知っているが、熱中している人々は少ない。MAS(シンガポール金融管理局)の認可を受けた暗号資産取引所のインデペンデント・リザーブの新たな調査で明らかになった。
シンガポール国民の間における暗号資産の認知度は、過去最高の94%となった。しかし、暗号資産を現在保有しているあるいは過去1年間で保有していた割合はわずか29%で、24年の40%から減少した。
「この暗号資産採用の減少は、世界的なマクロ経済的不確実性を背景にシンガポール国民がより保守的な金融方針をとる中で生じたものだ」と詳細なレポートには記されている。
同取引所は、25年2月にシンガポール全土の1500人を調査した。
●25年の投資家心理の変化が調査で明らかに
インデペンデント・リザーブは、シンガポール国民の多くが伝統的な投資に資産を再分配していると述べた。例えば、貯金や定期預金に現金を預けている回答者の割合は、24年の42%から25年には49%に増加した。
「投資家はより広範な経済状況に対応するため、選択的にリスクを管理し、資産クラス全体に分散投資している」とこの調査は記した。
インデペンデント・リザーブで取引責任者を務めるマーク・ウォン氏は、BTC/SGDペアが1月から4月中旬にかけて14万3000シンガポールドル(11万832ドル)から19.3%下落したと説明し、「この下落は、リスク資産からの幅広い撤退を反映したものだ」と述べた。
ウォン氏はさらに、シンガポールの暗号資産投資家は不安定な状況で適応力を保つ「優良資産」に移行していると述べた。
「投機的なトークンからの痛みを伴う教訓によって、投資家はブームよりも安定性を優先することを学んだ。調査結果によると、2-5種類の暗号資産を保有する投資家は利益を得るか損益無しとなる可能性が最も高いが、11種類以上の暗号資産を保有する投資家はより悪い結果となっている」と同氏は述べた。
一方、ストレイツ・タイムズの4月の報道によると、この傾向はシンガポールの若年層の暗号資産投資家の間で見られるものだ。保有率は減少してるが、若年層、特にZ世代やミレニアル世代が暗号資産の採用をけん引しており、約40%が暗号資産を保有している。
●シンガポールの投資家、ビットコインは30年までに25万ドル越えと予想
しかし、スタグフレーションが懸念される中、安全な逃避先としてビットコイン(BTC)が台頭している。シンガポールの暗号資産投資家の68%がビットコインを保有していると述べ、23%が世界最大の暗号資産である同通貨が30年までに1BTC=25万ドルを超えるとの考えを示した。
ウォン氏は、回答者の59%が他の暗号資産よりもビットコインを好んでいたと述べた。「暗号資産を保有していない人々の間でも同通貨は信頼を集めており、ステーブルコインの48%に対し、52%がビットコインを好んでいた」
ビットコインは21日、ETFへの流入増加を受け、10万9487.23ドルの過去最高値を記録した。同通貨は、記事執筆時点で11万950ドルで取引されている。
この調査ではさらに、暗号資産投資家の28%がミームコインを保有しており、シンガポール国民の43%が少なくとも1種のミームコインを認知していることが明らかになった。
インデペンデント・リザーブのラサンカ・ペレラCEO(最高経営責任者)は、「ミームコインは暗号資産への間口を広げている。中核的な保有資産ではないかもしれないが、その文化的繋がりは新世代の暗号資産へのリーチとアクセシビリティを高めている」と述べた。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/94-of-singaporeans-have-crypto-awareness-only-29-are-holders/
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