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8日前
トランプ・メディア、報酬トークンの受領期限を2月2日に設定―ただし同社株主には落とし穴も
トランプ・メディア&テクノロジー・グループ<DJT>は公式声明で、2月2日時点でDJT株式を少なくとも1株保有する最終受益所有者のみが非譲渡可能なデジタルトークンを受け取れると発表した。
トランプ・メディアは、株主が待望のデジタル報酬トークンを受領できる重要な期日を2026年2月2日と定めた。
ただし、資格要件、所有権の状態、トークンの利用条件に関する詳細条項を精査すると、この取り組みにはDJT株主にとって実質的な制約が伴うことが明らかになった。
1月20日付のプレスリリースで、同社は「2月2日時点でDJT株式を1株以上の最終受益所有者である株主は、デジタルトークンプログラムへの参加資格を有する」と明記している。
この発表は、同社が12月に表明した、メディア事業と金融サービスエコシステムに関連する暗号資産関連製品への展開の一環として、ブロックチェーンベースのトークンを配布する計画に続くものだ。
●トランプ・メディア、計画中のデジタルトークンの適格要件を明確に説明
この適格基準には直ちに解決すべき課題が存在する。
トランプ・メディアは、反対利益所有者(OBO:Objecting Beneficial Owner)として指定された株主は、トークン取得に必要な情報の提供が遅れる、あるいは全く受け取れない可能性があると警告している。
このリスクを回避するため、同社は株主に対し、ブローカーを通じて自身が非反対利益所有者であることを確認するか、自社の名義書換代理人であるオデッセイ・トランスファー&トラスト社を通じて直接登録制度へ株式を移管するよう推奨している。
この規定は、記録期日前に企業が株主の状況を把握できるよう、実質的に株主側に責任を負わせる内容となっている。
この計画が12月末に初めて発表された際、同社はトークンを金融商品としてではなく、株主エンゲージメントツールとして位置付け、規制上の慎重姿勢と非有価証券としての特性を強調していた。
2月2日以降、トランプ・メディアはクリプト・ドットコム(Crypto.com)と協力してトークンの発行・ブロックチェーンへの記録を行い、分配が行われるまで資産の管理を同社が担う予定だ。
最新の発表では基盤となるネットワーク名は明示されていないものの、これまでの開示情報によれば、このトークンはクリプト・ドットコムのクロノスブロックチェーン上で稼働する見込みである。
トランプ・メディアは、トークンの配分方法や分配時期に関する詳細は、記録期日以降に改めて公表するとしている。
同社はまた、トークン保有者に対して年間を通じて定期的に報酬が付与される可能性があることを改めて表明した。
これらのインセンティブは、トゥルース・ソーシャル(Truth Social)や同社のストリーミングサービス「トゥルース・プラス(Truth+)」、予測市場サービス「トゥルース・プレディクト(Truth Predict)」など、トランプ・メディアの各種製品に関連する特典や割引の形で提供される予定だ。
ただし、同社はトークンがいかなる性質を持たないかについても明確に説明している。
●トランプ関連企業、株主トークン発行に向けた基盤整備を実施
開示資料によると、このデジタルトークンは所有権を付与するものではなく、譲渡不可であり、現金との交換も認められない。また、利益や経営努力に対する請求権と見なすべきものではないと明記されている。
対象となるのは、記録日時点において現物のDJT株式を完全保有している株主のみであり、株式の借り手は対象外となる。
トランプ・メディアのCEO兼会長デヴィン・ヌーンズ氏は、このクリプト・ドットコムとの提携について、SEC(米証券取引委員会)の現行ガイドラインに沿ったものであると同時に、記録日時点における株主構成をより明確に把握するための措置であると説明している。
また、同社はトークン配布プログラムおよび関連条件について、事前通知の有無にかかわらず、自社の裁量により変更または終了する権利を留保している。
この発表は、DJT株が小幅ながら上昇しているタイミングでなされた。
発表時点のグーグルファイナンス(Google Finance)のデータによると、同株は約3.1%上昇し、1株14.38ドル前後で取引されている。
ヤフーファイナンス(Yahoo Finance)の所有状況データによれば、同社の株式保有構造は極めて集中しており、社内関係者が発行済み株式の約42.72%を支配している。
機関投資家は総発行株式数の約24.07%を保有しており、これは流通株式の42%強に相当する。401(確定拠出年金)の機関投資家がポジションを保有していることが報告されている。
このトークン発行計画は、トランプ・メディアがブロックチェーン技術を活用した機能導入に向けて着実に進めている取り組みの中で、現時点で最も具体的な進展といえる。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/trump-media-rewards-token-record-date-feb-2/
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