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284日前
バイナンスの資金洗浄訴訟、フロリダ州裁判所へ移送
米地方裁判所のバーバラ・ロススタイン判事は21日、ワシントンで審理される予定だったバイナンスによる資金洗浄訴訟について、フロリダへの移送を認める判断を下した。
24年8月に提訴されたワシントン州の訴訟と23年6月のフロリダ州の訴訟は、いずれもバイナンスが自社プラットフォームを通じてサイバー犯罪者が盗んだ暗号資産(仮想通貨)を洗浄できるようにしたと訴えており、今回の移送は重複訴訟を防ぐための「先提訴優先」の原則に基づく。
●いずれの訴訟も暗号資産の盗難とバイナンスを通じた洗浄に関係していると判事が言及
ロススタイン判事は、2件の訴訟は原告クラスの表現は異なるが、いずれも暗号資産が盗まれバイナンスのアカウントに送られたとする人々を代表するものだと指摘した。
先提訴優先の原則では、2件の訴訟が同じ当事者と問題に関するものならば、最初に提訴された裁判所が通常管轄権を有する。
ワシントン州の原告らは、自分たちの訴訟は新たな請求を加えており、バイナンスのCEO(最高経営責任者)だったチャンポン・ジャオ氏を被告とし、フロリダ州の訴訟とは異なると主張した。
また原告らは、訴訟を移送することで審理が遅れ、損害賠償を求める原告らに不利益が生じる恐れがあると警告した。
しかし、ロススタイン判事はこれらの懸念を否定し、訴訟を併合することで裁判の効率が高まると述べた。
「別々の地区での2件の並行した集団訴訟を認めると、重複が生じ非効率的だ」と同氏は記した。
ワシントン州の訴訟は、デジタル資産が盗まれバイナンスを通じて洗浄されたと主張する暗号資産投資家3名が提訴した。
マイケル・オステラー氏が提訴したフロリダ州の訴訟も同様の主張をしている。この訴訟は、24年7月に仲裁命令が出された。
移送が認められたことで、2件の訴訟はフロリダ州裁判所の管轄下で進行し、解決が早まりバイナンスと原告の法的手続きの重複が緩和される可能性がある。
●ジャオ氏がジャスティン・サン氏と司法省の訴訟に関与、WSJ報道
一方、ジャオ氏が関係している別の論争も再燃している。
WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)は11日、司法省との司法取引でジャオ氏がトロン(TRX)の創始者であるジャスティン・サン氏に不利な証言をすることに同意したと伝えた。
ジャオ氏はこの主張を否定し、「WSJは本当に必死だ。誰が刑務所に行って誰が行かなかったかを忘れてしまったようだ。政府の証人になった人は刑務所には行かない」とXにポストした。
ジャオ氏は24年4月の判決で、資金洗浄対策違反で4カ月間の実刑判決を受けた。
同氏は9月に釈放され、米国で服役した史上最も裕福な人物としての地位を維持した。同氏の純資産は当時600億ドルだった。
ナイジェリアの裁判所は最近、バイナンスが裁判所文書の送達方法の適法性に異議を唱えたことを受け、同取引所に対する脱税訴訟を4月30日に延期した。
バイナンスの法務顧問であるチュクウカ・イクワゾム氏は、FIRS(連邦内国歳入庁)がナイジェリア国外に文書を送達するための許可を裁判所から得ていないと述べた。
同氏は、補充送達を許可した2月11日の命令は無効だと主張した。バイナンスはケイマン諸島で登記しており、ナイジェリアに物理的な事務所は有していない。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/binance-wins-motion-to-transfer-money-laundering-case-to-florida-court/
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