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188日前
全ETHの57%を現在上位104個の大口ウォレットが保有

イーサリアム(ETH)の大口ウォレットは現在、同通貨の総供給量の57%を保有しており、イーサリアム・エコシステムにおける大口の占める割合は過去最高となっている。
ブロックチェーン分析プラットフォームのサンティメントによると、10万イーサリアム超を保有する上位104個の大口ウォレットが、合計で約3330億ドル相当のイーサリアムを保有しているという。
この大口保有者の間での蓄積志向は、時価総額第2位の暗号資産(仮想通貨)であるイーサリアムへの信頼の高まりを示している。
●中規模保有者は過去最少に
大口が保有するイーサリアムの割合が増加する一方で、中規模の保有者(10-10万イーサリアムを有するウォレット)は、その割合を過去最低の33.5%に減らした。
100イーサリアム未満を保有する小規模なウォレットが総供給量に占める割合は現在わずか9.19%で、ほぼ4年ぶりの低水準となっている。
サンティメントによると、この富の集中は、大口プレイヤーが将来の利益のために態勢を整えていることを示している可能性がある。
「時価総額第2位の同通貨でDeFi(分散型金融)とステーキング・ウォレットの占める割合が増加している点に留意する必要があるが、コインの最も重要な利害関係者が保有を継続していることは、一般的には長期的な強気のシグナルだ」と同社は記した。
「9年目の資産で大口が過去最高の保有割合を占める場合は特にそうだ」
イーサリアムの日間平均新規ウォレット・アドレスが12月に13万200件となり、8カ月ぶりの高水準になる中、この動きが生じた。
このユーザー活動の急増は、イーサリアムの価格回復と重なっている。同通貨は7日、3月以来初めて4000ドル台に回復した。
イーサリアムは現在1ETH=4007ドル前後で取引されているが、21年11月16日に記録した4891ドルの史上最高値を未だ17%下回っている。
市場アナリストは、11月に暗号資産市場全体でレバレッジが解消されたことを一因として、イーサリアムは25年初頭に史上最高値を更新する可能性があると考えている。
「強気の見方が再び浮上している」とサンティメントは述べ、イーサリアムの価格回復とビットコインの10万ドル越えへの記録的な急騰が、市場心理の重要な要素となっていると指摘した。
この大口ウォレットの占める割合の増加で、市場支配と中央集権化への懸念が生じている。
大口保有者の行動は市場トレンドに影響を与えることが多いが、擁護者らは、大口による継続的な蓄積はイーサリアムの長期的な可能性への強い自信の表れだと主張している。
しかし、批判者らは、大口の占める割合の増加は市場の流動性を低下させ、変動性を悪化させる可能性があると警告している。
●イーサリアム、トロンを上回りテザー最大のブロックチェーンに
イーサリアムは11月、供給量603億ドルでトロン(TRX)を上回り、テザー(USDT)最大のブロックチェーンに返り咲いた。
これは、22年8月以来初めてイーサリアムが優勢に戻ったことを示している。
イーサリアムは11月21日にリードを固め、テザー社がトロン上で10億ドル、イーサリアム上で20億ドル相当のテザーを発行した11月23日にその差を広げた。
テザー供給ランキング上の他のブロックチェーンは、BNBチェーン(45.8億ドル)、アービトラム(30.9億ドル)、アバランチ(13.1億ドル)などだ。
テザーの時価総額は1323億ドルで、世界最大のステーブルコインとしての地位を維持している。
サークルのUSDコイン(USDC)が390億ドルでこれに続いている。イーサリアムはUSDコインの流通でも優勢であり、供給量の67.5%、263億ドルを有している。
(イメージ写真提供:123RF)
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