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7日前
グレースケールとヴァンエック、BNB現物ETF申請を修正
グレースケールとヴァンエックは15日、SEC(米証券取引委員会)に対し、バイナンスのネイティブトークンであるBNBの現物価格に連動するETF(上場投資信託)の申請を修正した。米国でのBNB関連ETF上場を巡る2社間の競争において、手続き面での前進を示す形となった。
今回の同時更新はETFアナリストの注目を直ちに集めた。申請が規制当局の審査待ちで停滞しているのではなく、SECとの間で実質的なやり取りが継続していることの表れだとの見方が広がった。
アルトコインETFの拡大を見守る市場参加者にとっても、今回のタイミングの一致は単独の申請以上に強いシグナルとして受け止められている。
ブルームバーグETFアナリストのジェームズ・セイファートは、今回の更新についてSECからの直接的なフィードバックを反映したものだと指摘し、「SECではBNBに関して明確な動きがある」と述べた。その上で、規制当局が申請を放置するのではなく、商品設計や開示内容に対して積極的にコメントしている可能性を示唆した。
この点は重要だ。SECのコメントレターに基づく修正は、単なる形式的な更新ではなく、実質的な審査プロセスが進行していることを意味する。このためBNBおよびアルトコイン現物ETF分野にとっては強気材料と受け止められている。
●BNB現物ETFの審査プロセスと、SECのフィードバックが持つ意味
この仕組みは正確に理解しておく必要がある。米国で現物暗号資産ETFが取引開始に至るには、並行する2つの規制プロセスを通過する必要がある。
1つ目はSECの投資運用部門に提出されるS-1登録届出書で、ファンドの構造、カストディ体制、リスク開示、投資家向けの仕組みなどを定める。
2つ目は取引所がSECの取引市場部門に提出する19b-4申請で、上場に向けた取引所ルール変更の承認を求めるものだ。
S-1の修正は、SECがコメントレターを通じて不備の指摘や明確化を求めた際に行われる。
こうした修正の積み重ねは、初期ドラフトと承認可能な設計との距離が徐々に縮まっていることを意味する。ヴァンエックの最新更新は第5回修正とみられ、初期段階の審査待ちというよりも、SECとの継続的な対話が進んでいる状況を示している。
両申請はいずれも現物のBNB商品として設計されており、開始時点ではステーキングは含まれていない。この点は意図的な設計とみられる。
ステーキングは暗号資産ETF設計における主要な規制論点のひとつであり、過去のイーサETF議論でも収益構造として慎重な扱いが続いてきた。
そのため、まずステーキングなしで基本商品を通す戦略は、イーサリアム現物ETFと同様のアプローチに沿ったものといえる。
また両社はカストディアンとしてコインベースを指定しており、米国の多くの暗号資産ETPで採用されている機関投資家向けカストディモデルと一致している。
なお、S-1修正と19b-4承認は異なるプロセスであり、これらを混同すると申請の進捗状況を誤って評価することになる。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/grayscale-vaneck-spot-bnb-etf-sec-amendments/
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