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2024/04/04

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、ウェッジ型の小休止持ち合いレンジを下抜けて一段の下げとなっています。ここから更に下落が続くのか、底固い動きとなるのか注目されています。




現状では、一目均衡表の基準線と転換線を下抜けており、雲の中の展開となっています。また、相場の方向性を示すとされる基準線は、ここまで約2週間横ばいが続き、ここまでの動きを示唆しています。基準線は、現在545,073に位置しており、7日までは横ばいが続きますが、それ以降は連日低下となり、11日には521,573まで低下が予測されており、その時の相場の展開が注目されます。

一方、目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、ゼロ近辺でやや底固い動きとなっていますが、両線がゼロポイントを下抜けるとなると、下げの継続を示唆する形状となります。また、より短期の動きを見るストキャスティクスでは、下限近辺に位置していますが、ここから両線がクロスすれば、一旦の戻りを示唆する形状となります。

このことから、目先短期的には値を戻す展開が予想されるものの、その後は再び下落に転じる可能性が考えられます。日柄的には、基準線の横ばいが続く7日辺りまでと考えられ、その時までに一目均衡表の雲上限を上抜け、基準線を上抜ける動きとなる場合には、その後も上昇が続く可能性も考えられます。ただ、超えられない場合には、再び下げに転じる展開が考えられます。

目先の戻り高値は、雲上限ライン534,715、基準線の545,073近辺と考えられ、下値のポイントは3日安値の496,645、次いで直近安値の475,035となます。そして、475,035を下抜ける場合には一段の下げとなり、その際の下値目標の計算値は428,035と計算できます。

上値ポイント
➀531,370 ②545,073 ③568,110

下値ポイント
➀512,240 ②496,645 ③475,035


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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