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マーケット情報

2024/10/10

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、一目均衡表の雲の中で上値の重い動きが続いており、ここから雲を下抜けて一段の下げとなるのか、雲上限を目指して堅調な動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、ゼロ近辺で両線下向きとなっていますが、両線の乖離幅が小さいことから、判断の難しい形状となっています。ここから乖離幅が拡大しながら低下が続く場合には軟調な動きとなる可能性も考えられます。

さらに、目先のトレンドを確認する上で注目されるパラボリックでは、上限ラインが出現しており、下向きトレンドとなっています。ただ、価格帯に近いことから、価格帯と接触する場合には下限ラインが出現して上昇トレンドを示唆する形状となることから、目先の動きには注目です。

また、一目均衡表の基準線近辺で底固い動きとなっていますが、基準線を完全に下抜ける場合には一段の下げとなる可能性もあり、基準線が目先の下値のポイントと考えられます。そして、雲下限ラインと直近安値の347,915を下抜ける場合には、一段の下落となる可能性も考えられます。その場合の下値目標の計算値は315,995と計算できます。

一方、パラボリックの下限ラインが出現する場合や、上値のポイントとなる382,670を上抜ける場合には、一段の上昇となる可能性も考えられます。その場合は、上値目標の計算値である394,640や高値の399,310がポイントとなります。


上値ポイント
➀377,610 ②382,670 ③399,310
下値ポイント
➀362,440 ②347,915 ③315,995


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年10月10日10:30

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