2024/10/02
イランが再びイスラエルにミサイル発射!有事の下落は買い?
今年4月12-13日にかけてイランはイスラエルに報復攻撃としてミサイルを100発発射しましたが、昨晩その2倍規模の200発が発射されたとの報道もあります。
イスラエルの報道を見ますと、いくつかは着弾しているようですが大きな被害は出ていない模様です。重要拠点での迎撃、それ以外のエリアに着弾したのかもしれません。
まだ続報を待ちたいところですが、金融市場ではすでにゴールドが下げ始めております。
セルザファクト現象が起こっており、リスクオンムードに戻るかもしれません。
今週半ばは価格下落による買い場到来の予感がしております。
■ 4月の下落と今回の下落を比較
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析です。
左端に存在する矢印は4月にイランからイスラエルにミサイルが着弾した時の下落です。
当時は20%近い下落となりました。
その後反発をしたものの、イスラエル側の報復攻撃やFOMCを控えたETF売りなどでマーケットが今一度不安定化し、900万円を少し割れる展開も5月1日頃に起こりましたがその後大きく上昇し、1100万円まで回復しました。
おそらく今回も似たようなパターンになると予想します。
目先10%程度の下落となりましたが、10月相場に向けて先走って買い向かったデリバティブポジションがロスカットされたと考えます。よって市場のポジションが軽くなりましたので、このタイミングで買い向かうと良いのではないでしょうか。
また相場の格言の一つ、『有事の下落は買い』ということもよく言われます。
10月相場ということもあり、予想通りとなれば思った以上に大きく上昇するかもしれません。日足レベルではちょうどSMA30のサポートまで下押ししましたのでテクニカル的にも買いやすいでしょう。
■SMA200をタッチ!
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足に時間軸を落とします。
SMA200(橙)にタッチしました。4時間足はSMA90(青色)とSMA200(橙)によくレジスタンスやサポートになることが多く、今回の急落は大きなチャンスになるかもしれません。
9月後半にかけてMACDはダイバージェンスしておりましたが、これにてしっかりと解消されたでしょう。
上昇再開のきっかけになると予想します。
今後の展開ですが、有事を狙った戻り売りトレードを考えているトレーダーはまだ何割か入ってくると思われます。
彼らの売り玉と10-12月を見据えた買いがぶつかり、乱高下を繰り返しつつも買い方が勝れば彼らのロスカット注文が断続的に発動し、高値を超えていけるのではないかと考えます。
よって、今月は950万円超えを狙ったトレードをしっかりとスタートさせていこうと思います。ずっと押し目買いを待っておりましたが、ようやく本日から本格的に参戦していくつもりです。
■ETHも重要テクニカルにタッチ!
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いてETH/JPY日足チャートです。
BTC同様にSMA30(赤)付近まで下落しました。テクニカル的には押し目買いのサポートになります。ETHも同様に買いやすい水準でしょう。次なるターゲットはSMA90(青色)です。角度的に2-3週間後を目安にすると40万円付近で推移している計算でしょうか?
目先の高値を超えていく前提で順張りトレードを狙うならばこの水準が良いかもしれません。MACDもようやく陽転しましたのでこちらもテクニカル的には買いシグナル点灯と考えます 。
■ダイバージェンス解消、反発の合図?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY4時間足に時間軸を落とします。
35万円を少し割れましたが、サポートラインがひけるポイントでした。
そしてSMA200(橙)も少し割れましたが現在はこの付近で推移しており、やはり4時間足でもテクニカル的には買い場を示唆するポイントです。
BTC同様にこちらもMACDのダイバージェンスが解消されましたから反発しやすいでしょう。ETHも多くの条件が重なっていることから本日の目線は強気で行きたいと思います。
今週後半はBTCもETHも「強気」の見通しを出させていただきます。
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