2025/08/06
夏枯れ調整スタートか?反落相場に要警戒
8月に入ってからETFの売却も目立ってきており、ポジション調整相場が続いております。BTCは一時、直近高値から10%程度の下落、ETHに関しては15%程度の下落となりました。今週は少し戻す場面もありましたが、昨日から再び反落傾向です。
先日の雇用統計は雇用者数が市場予想を下回り、過去の2ヶ月分(2025年5月分と6月分)が大幅下方修正となり、金融市場は反落しました。
暗号資産市場も連れ安の影響を受けました。
7月は大きな上昇相場だっただけに、今月は調整月になる可能性が高いと考えます。
■1600万円までの調整に警戒
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析です。
上昇トレンドラインを維持しておりますが、このトレンドラインを割り込みますと日足レベルでは調整を示唆することになります。その場合、目先1600万円付近までの下落が予想されます。
ここはネックラインとSMA90(青色)が重なるポイントであるため、テクニカル的な買い場になります。反落する場合は、この水準で止められる可能性が高いため、押し目待ちの方は1600万円付近を意識しておくと良いでしょう。
さらに下値を試す場合はSMA200(橙)が推移している価格帯です。
およそ1480万円付近になりますが、ここまで反落するには悪材料が出てこない限り難しいでしょう。
テクニカル的なポイントとして覚えておく程度で良いと思います。
■戻り売りの目安は1700万円前後から?

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足チャート分析です。
SMA200(橙)を割り込みました。時間足ベースでは調整を示唆しております。1−2週間程度の調整相場が続きやすい地合いとなります。戻り売りのほうが機能しやすいので、短期的に売り目線で論じていきます。
戻り売りの目安はSMA90(青色)-200が推移する付近になりますので、1700万円前後からの戻り売りがテクニカル的には機能しやすそうです。レジスタンスゾーンになりやすいので意識されておくと良いでしょう。
サポートは1650-1660万円ですが、ここを下抜けると1600万円まで下押しする可能性が高まります。この水準まで下げることを期待した短期的な売りトレードはありかもしれません。
直近リスクオフ材料としては、米中関税協議の90日間の期限は8月12日火曜日までです。
今週後半〜週末には何かしらの合意や先送り内容が出てくるでしょう。
これに反応して反落する場合は、ちょっとした下落トレンドになると予想できますので、1600万円までの調整は個人的にあると想定しております。
筆者的にはこのシナリオを前提に短期的には戻り売り目線で考えております。
■ETHも55万円をバックに戻り売り

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いてETH/JPY4時間足チャート分析です。
同じく調整相場の影響に伴い、売り目線で考えております。
戻り売りの目安はSMA90(青色)あたりからを予想しております。
その後、SMA200(橙)に向かって反落を想定しており、そこから再び反発しSMA90に戻ってくるようなレンジ相場を想定しております。
この類の値動きは、6月ごろに見られました。本コラムでも何度かご紹介しておりましたが、今度はそれの逆のパターンになると予想しております。
4時間足ですので、SMA200は徐々に上昇してきますので、週末には50万円付近まで上昇していることでしょう。
一気に安値を割れていくイメージはありませんが、一旦の下押しを警戒した予想を出しておきます。
■下降トレンドラインとSMAをバックに戻り売り

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
SOL/JPY4時間足チャート分析です。
ETH同様に戻り売りを意識します。SMA200(橙)の戻りを意識し、23000円方向を予想します。
戻りが強い場合は、下降トレンドラインまでの上昇を想定しておくと良いでしょう。SMA90(青色)も下降トレンドラインに沿うような形で下落傾向です。
よって、レジスタンスとしてより機能しやすいと考えます。
2段構での戻り売りを意識し、反落を想定します。
反落したところは買い場だと思いますが、例年8-9月はマーケットが崩れやすいので、しっかりとした押し目を待った戦略で良いと思います。
今週は買いを意識せずに、基本的には戻り売り目線でいきたいと思います。例年の8−9月調整相場を意識したトレードになります。

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