2024/09/04
9月相場開始!売りからは当然の値動きか?
9月相場入りしました。
株式市場では最もパフォーマンスが悪化しやすい月です。これはアノマリー上、周知の事実ですので致し方ない値動きかもしれません。
昨晩は9月最初の米株式市場がオープンしたのですが、当然ながら売り先行となりました。
米ETF資金流入状況でも27日火曜日から売越が続いております。127.1Mドル、105.3Mドル、71.8Mドル、175.6Mドルと4日連続のマイナスとなり、合計にして479.8Mドルの売越しという状況です。
参考:https://farside.co.uk/btc/
さらに本日は記事を執筆しているAM10時ごろですが、昨晩の資金流出は中途経過でも283Mドルの売越しが確認されております。
(※ブラックロック次第大きくこの金額は変わると思いますが、ご容赦ください。)
1週間で1100億円を超える売りにつながっているため、さすがに下落要因として考えて良さそうです。
BTCの下落相場はもう少し続く?かもしれませんが、テクニカル的にはかなり売られすぎ水準に達しており、そのような兆候もはっきりと見えつつあります。
■重要ラインに差し掛かる
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析から始めていきましょう。
現在840万円付近のサポートラインを少し割り込みつつあり、生命線をギリギリ維持している水準です。
ここを割り込んだ際にどこまで下値を拡大させるか、注目となるポイントです。
昨日は反発していたものの、NYオープンから崩れました。
ここ最近BTCと連動して動きやすいエヌビディア株も売られ大幅安になりました。9月相場らしい値動きで開始したことが要因でしょう。
9月は年間で最もパフォーマンスの悪い時期ですので、致し方ない値動きだったと思われます。
しかしながら、大統領選挙の年の9月相場は意外にも例外だったりすることも事実です。
個人的にはSMA200(橙)までの回復に期待しており、その水準を今月の上値の目処として考えております。よってターゲット価格は970-975万円前後を意識していきます。
またここ数日はSMA30(赤色)に上値を押さえ込まれている状況ですので、流れが変わるポイントとしては、今週後半の間に、このラインを突破するかが上昇に弾みをつけるきっかけとなるように考えます。4時間足でさらにポイントを見ていきましょう。
■MACDはしっかりとダイバージェンス
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
記事を書いているうちに安値を割り込んできました。
サポートラインを割り込みましたが、現状は下ひげで反発気味です。
並行チャネルラインも引けますし、下値の目処は下限ラインあたりを意識しておくと良さそうです。さらにMACDはダイバージェンスを発生させており、テクニカル的には反発を示唆する典型的な局面ではないかと考えます。
4時間足ベースでは目先、並行チャネルレンジ上限ラインへのタッチを意識する展開でしょうか?
SMA90(青色)やSMA200(橙)もこの付近に重なっておりますから、今週の上値の目処としては865-870万円が一つの逃げ場にもなるかもしれません。
海外市場のデリバティブポジションも減少傾向にあり、さらにロングポジションとショートポジションの偏りもなく、どちらかというと売りポジションが多い状況が1週間以上続いております。個人的には彼らの買い戻しがどこかで入ると考えており、そのタイミングが近いように考えております。よって個人的には意外にもボトムが近いイメージを持っています。つまり押し目買いトレード継続していく予定です。
■すでにアルトコインは悲観的な値動きをしていない?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いてETH/JPY4時間足チャート分析に移ります。
ETHはBTCよりもすでに踏ん張りが効いているように思えます。
BTCは安値を更新したのにも関わらず、ETHは直近安値を更新しておりません。
実は他のアルトコインもこのような値動きが散見され、BTCよりも売りが少なくなってきているコインも多くなってきました。
こういった値動きは悲観的な局面にて、しばしば起こる現象です。
9月入りということで、悲観的な見通しを持っている投資家の売りが先行しているのでしょう。彼らの売りが収まれば、反転して行くと考えます。
『9月は下落しやすい』という意識を持っている投資家は9月に入ってからのんびり売りにくることはありません、前もって8月後半から売り向かいます。
よって、8月最終週から下落しているのもそういった投資家の現物売りだったのではないでしょうか?
個人的にはすでに多くのポジションが売られきっていると考えているので、意外にも早々と反転しても不思議ではないと感じております。
ETHもMACDがダイバージェンスを発生させておりまして、反転の合図です。すでにBTCよりも落ち着いた値動きになりつつありますので、悪くてもしばらくはレンジ相場で推移してくれると予想します。
よってチャート形状は良くないものの、9月相場を意識した値動きは早くも終盤に差し掛かっているように思えます。
今年のマーケットは8月5日に暴落を味わいましたから、買い方も多くの割合が既にやられているでしょう。
ですからチャート形状が悪いものの、サポートラインを何度トライしても下ひげで終えているのはそういった理由があると考えます。
個人的には今年の9月相場例外で、下落というよりも上昇で考えて勝負していきたいと思います。
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