2024/05/15
まだしばらく継続?レンジから抜け出せないBTC
先週は1000万円を超えそうで超えない展開が続き、その後950万円割れまで押し込まれました。
その後、価格を戻すも、990万円付近が高値で再び反落。
完全にレンジ相場入りでしょうか?
米国市場からのビットコインETFへの資金流入も一服感が出ており、この1ヶ月は静かな状態です。
今週後半の注目経済指標は今夜のCPIになります。
市場予想を下回れば株高暗号資産高、市場予想を上回れば、株安、暗号資産安となります。
日本時間21:30〜に指標が発表されますので、要注目です。
■980万円が重要レジスタンス?
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙) MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足分析から始めます。
先週に引き続き、SMA30に上値を押さえ込まれており、レジスタンスとして機能したままです。
月曜日の終値はSMA30を超えて1000万円回復目前か!?とも考えたのですが、結果的には前日の上昇分をほぼ帳消しにするほど反落となりました。
昨日の下落は米最大手、coinbaseによるシステム障害が1つの原因で価格を押し下げました。
その後、目立った悪材料は報道されていないのですが、現在も価格を回復させるほどの上昇には至っておりません。
今週後半も引き続きSMA30がレジスタンスとして機能してくるでしょう。
またSMA90も挟んだ展開で推移しており、どちらも980万円付近で推移していることから、この価格帯が今週後半は鬼門となりそうです。
SMA200は順調に上昇をしておりますが、まだ800万円弱で推移をしておりますので、大暴落があった場合のサポートとして一応気にしておく程度で良いと思います。
■4時間足も980万円がポイント??
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
4時間足に時間軸を落とします。
三角保合が綺麗に形成されており、間もなくどちらかにブレイクが期待される形状です。
筆者は買い方向で見ておりますので、上昇目線前提で解説を進めていきます。
下降トレンドラインとSMA200が見事に重なっており、こちらも目先975-980万円付近で今週後半は推移していくでしょう。
つまり、日足でも4時間足でもこの価格が非常に重要なレジスタンスポイントだと言うことはお分かりいただけるでしょう。
ここを突破した場合1000万円を今一度目指すと思われますが、そこから反落した場合、今度は980万円付近がサポートとして機能することになるでしょう。
上昇した後のシナリオを予め書いておきますが、上昇する場合、このような値動きを予想しております。
■間もなく安値更新か?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY日足分析に移ります。
BTCと比較して、形状は弱気です。
現状45万円にサポートラインが引けるポイントがありますが、間もなく割り込みそうな勢いです。
このような形をディセンディングトライアングルというのですが、弱気形状の際に出現する典型的な形です。
ですので、反落も時間の問題でしょう。
直近安値のラインまたはSMA200まで下落する可能性が高そうです。
BTC次第でもありますが(暗号資産は基本的にBTCに連れ高連れ安傾向あるため)、反発力は弱いと判断して短期的な戻り売りトレードもありでしょう。
もう少し詳しく4時間足でポイントを見ていきましょう。
■押し目買いポイントは43万円と40万円
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
4時間足でもディセンディングトライアングルが引けました。
やはりもう一段安の可能性は高そうです。
現状価格はサポートライン付近で推移しているのですが、割り込んだ場合は、43万円がもう一つのターゲットになると予想します。
よって43万円まで引きつけた買いトレードが有効かもしれません。
反発を狙った逆張りトレードを狙う場合は43万円からが良いでしょう。
仮にここもブレイクするとなりますと、日足SMA200が位置している40万円付近が次のサポートとなりそうです。
つまり買いで狙う場合は43万円と40万円を意識しておくと良さそうです。
ETHに関しては現状様子見、大きく引きつけてからのエントリーが良いのではないでしょうか。
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