2025/10/01
米政府機関一部閉鎖!一時的な混乱は買い場か
報道によると、日本時間10月1日13時1分をもって米国政府機関が閉鎖となりました。暗号資産市場は現在、いわゆる“バイ・ザ・ルーマー”的な動きとなっており、わずかながら買い戻しが進行中です。為替市場はほぼ無風ですが、日経平均は13時前を境に上昇へと転じています。今回の閉鎖は、共和党と民主党が繋ぎ予算で折り合えず、強制的に発生しました。労働統計局(BLS)も閉鎖されるため、もし金曜13時まで閉鎖が続けば、米国時間で翌日に予定されている雇用統計(日本時間21時30分)の発表は中止となる見込みです。
市場全体が大きく混乱する可能性は低いものの、一部ではネガティブな報道が出て下落局面を生むリスクがあります。一方で、閉鎖解除のニュースをきっかけに突発的にリスクオンへ転じるケースも多く、そうなれば上昇材料となり得ます。上値の重さは意識しつつも、押し目があれば買いを検討したい局面です。
■三角持ち合いブレイク待ち
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
現在は三角持ち合いの形状となっており、いずれかにブレイクすると想定されます。個人的には上方向への抜けを期待しています。
9月の調整局面を終えたと考えており、例年10月は陽線で終わりやすいことから、押し目を拾う戦略が有効でしょう。
ただし今回の政府閉鎖により、SECも停止します。暗号資産市場にとって前向きだった規制整備やETF審査も一時的に滞るため、短期的にはネガティブです。もっとも、向こう1週間以内に閉鎖が解除されれば、再び上昇トレンドが再開すると見ています。
ネガティブな材料を基本的に買い場と捉え、押したところを買って行く予定です。
■目先目標1745万円

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足チャートに時間軸を落とします。
上値の目安は1,745万円のレジスタンスラインに注目です。この水準を突破すれば、史上最高値への再挑戦が視野に入ります。
移動平均線は短期〜長期が密集しており、現状はトレンドレスですが、1,745万円を上抜ければ徐々に上値は軽くなるでしょう。カップ・ウィズ・ハンドルの形成を意識し、買いトレードを実施していきます。
ただし現時点ではテクニカル的に方向感が乏しいため、分析は限定的であることは間違い無く、政府機関の閉鎖解除イベント待ちといったところではないでしょうか。
■SMA30をバックに買い戦略

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY4時間足チャート分析に移ります。
逆三尊を形成中で、ネックライン62万5,000円を突破できれば上値ブレイクの可能性が高まります。ただし、SMA90(青)やSMA200(橙)が63〜64万円付近に位置しており、強めのレジスタンスが控えています。
これらの移動平均線は徐々に下落してくるため、週後半はこの価格帯でレンジ相場を形成しやすいでしょう。ブレイクがあるとすれば日曜〜月曜にかけてと想定。下値を切り上げながらレンジを形成し、週明け以降の上昇再開を狙うイメージでトレードを計画しています。押し目はSMA30(赤)をバックに買って行く予定です。
■ネックライン超えもSMAが再度レジスタンスに

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
SOL/JPY4時間足チャート分析です。
ETHと似たチャート形状ですが、ネックラインと主要移動平均線まで距離があります。現状は32,000〜33,000円で上値を抑えられそうです。ブレイクする場合は、34,000円のヘッド・アンド・ショルダーのネックラインがターゲットとなります。
押し目買いを狙うなら、SMA30(赤)を基準に打診買いを検討する段階でしょう。MACDも0.00付近まで浮上しており、新たなトレンド開始の好機と見ています。
先週木曜の夜から買い戦略に転じており、9月後半の下落調整を経て、10月相場に向け押し目買いスタンスにシフトしました。基本的にはBTCとETHを軸に、上昇トレンド入りを想定した買い戦略を継続します。
「政府閉鎖リスク → 一時的混乱 → 押し目買い戦略」という流れを基本戦略としたいと思います。

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