目次
01 SBI VCトレードのステーキング
02 ステーキングとは?
03 新しい運用手段としての「ステーキング」
01 SBI VCトレードのステーキング
時価総額が世界第2位で、当社の預かり残高ランキングでも上位にランクインするなど注目度の高いイーサリアム(ETH)は、年率3.3%となりました。また、年率7.4%とここ最近で堅調な伸びを見せているテゾス(XTZ)、先月に引き続き高水準をキープしたポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)には今後も期待がかかります。
(※上記各年率は当社手数料控除前の年率であり、お客さまに付与される報酬は下記運用実績の「お客さまの運用年率」によります。)
<ステーキングの運用実績>
SBI VCトレードのステーキングに参加するための特別な手続きは必要ありません。
対象となる暗号資産を口座に保有しているだけで、毎月、保有している暗号資産で報酬を受け取ることができます。
対象銘柄や詳しい仕組みについては、以下のページをご確認ください。
https://www.sbivc.co.jp/services/staking
02 ステーキングとは?
「ステーク(stake)」という言葉には、「出資する」という意味があります。
一般的に、ステーキング(Staking)とは、暗号資産の保有者が、バリデーターと呼ばれるノード(コンピューター)やコントラクト(ブロックチェーン上のプログラム)に対し、暗号資産を一定期間預け入れる仕組みのことです。
ステークされた暗号資産は、新しいブロックの検証やトランザクション(送金処理)の承認を行うために使用され、ネットワークに貢献した報酬として、預けている期間や数量に応じて、ブロック生成時に新しいトークンがユーザーに支払われます。
ビットコインを代表とする従来のブロックチェーンのシステム「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」では、コンピューター(マイナー)が膨大な計算力を使って新しいブロックを生成するための問題を解き、その報酬として暗号資産を受け取っていました。しかし、この方式はコンピューターの計算負荷が高く、電力消費量が大きいといった問題がありました。
一方で、ステーキングによって成り立つ「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」は、PoWと比較して電力の消費が少なく、トランザクションの処理能力に優れています。
ただし、特定のバリデーターにステークが集中している場合、ネットワークの分散化に問題が生じる(ブロックの検証者が偏ってしまう)可能性がある点には注意が必要とされています。
03 新しい運用手段としての「ステーキング」
ステーキングが誕生する以前は、暗号資産を保有しながら利回りを得る方法は「レンディング」や「暗号資産を担保にしたトレード」が主流でした。
レンディングとは、他のユーザーに暗号資産を貸し出し、その利息を受け取る方法です。レンディング利息は、プラットフォーム上での取引手数料や、借り手が支払う金利から支払われます。
貸出期間や利率は相場状況や借り手の需要によって決定され、プラットフォームごとに異なります。
ステーキングが誕生したことで、貸し手には新しい運用手段の選択肢が生まれました。
借り手がどのような運用を行うかを検証するのが難しいレンディングに対し、ステーキングでは利回りの源泉(ネットワーク・セキュリティへの貢献)が明確です。
また、価格の上下を予測することが求められるトレーディングに対し、ステーキングでは、保有している暗号資産を預け入れるだけで、その暗号資産を増やすことが可能です。
このように「第3の選択肢」とも言えるステーキングを、申込や預け入れなどの手続きを一切なく、ロックアップ(一定期間の資金拘束)も一切なく、「ただ対象となる暗号資産を口座に保有しているだけ」で毎月利回りを保有している暗号資産で受け取れるよう便利にした仕組みが、SBI VCトレードのステーキングサービスです。
専用ページでは、対応銘柄や受け取れる月次報酬のシミュレーションなど、サービスについてより詳しい説明をしています。ぜひご覧になってみてください。
https://www.sbivc.co.jp/services/staking