こちらの記事ではSBI VCトレードだからこそできるイーサリアム(ETH)の運用についてご紹介しました。
今回は具体的な取引手法についてご案内します。
イーサリアムだけでなくポルカドット(DOT)でも実践可能ですので、ぜひご参考ください。
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目次
1 本記事で紹介する取引手法における3つのメリット
2 お取引前の3つの事前確認ポイント
3 取引シミュレーション① ~10ETHをSBI VCトレードに入庫して2か月経過したケース~
4 取引シミュレーション➁ ~3,000DOTをSBI VCトレードに入庫して2か月経過したケース~
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1 本記事で紹介する取引手法における3つのメリット
メリット1:価格変動リスクを抑えられる
メリット2:ステーキング報酬を獲得できる
メリット3:ファンディングレートがマイナスの時は、受け取りできる
2 お取引時の3つの事前確認ポイント
1. ETHやDOTをSBI VCトレードで購入する(他の取引所等からの入庫でもOK)
・ 暗号資産の購入方法はこちら
・ 暗号資産の入庫方法はこちら
2. ETHやDOTの「売」のファンディングレートがマイナスの符号であるかどうか確認する(マイナスの場合は”受け取り”可能)
・ ファンディングレートの確認はこちら
3. SBI VCトレードで保有しているETHやDOTと同数量の新規売り注文を発注する(レバレッジ取引を使ったヘッジ)
・ レバレッジ取引の新規売り注文方法はこちら
3 取引シミュレーション① ~10ETHをSBI VCトレードに入庫して2か月経過したケース~
算出条件:2023年5月23日執筆時点、1ETH=¥252,360円(5月22日EODレート)
■「ステーキング報酬」の獲得
現在のイーサリアムのステーキング報酬額(見込み)は年率2.0%~5.0%
⇒ 年率2.0%と仮定した場合、2か月後に0.025ETH(6,309円相当)を受け取れます。
※ステーキングのシミュレーションはこちら
■「ファンディングレート(円)」の受け取り
イーサリアムの「売」の場合のファンディングレートは-0.015%(1日あたり0.015%相当の受け取り)
⇒ 2か月(60日)同じ手数料率が続くと仮定すると、-0.9%(=-0.015%×60日)となり、お客さまが¥22,712円(=¥252,360円×10ETH×0.9%) 分のファンディングレート相当分を受け取り可能です。
※ファンディングレートカレンダーはこちら
■レバレッジ取引にかかる「スプレッドコスト」
レバレッジ取引をすると、売買の価格差である「スプレッドコスト」がかかります。
⇒ 今回のケースでは、「新規売り注文」と、「決済注文(ポジションを解消する注文)」におけるスプレッドコストが、合わせて¥8,980円(=898円×10ETH)となります。
<最終的な損益は?>
今回のケースで発生したステーキング報酬、ファンディングレート(円)、スプレッドコストについて、合算してみましょう。
ステーキング報酬 +6,309円
ファンディングレート +22,712円
スプレッドコスト ▲8,980円
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合計 +¥20,041円
今回の取引例では値下がりリスクを抑えて、2か月で¥20,041円(年率4.76%)の利益を上げることができました!
スプレッドコストは「新規売り注文」と「決済注文」を行うときにしか発生しないため、取引期間を延ばす(イーサリアムを長く保有する)ことで資金効率がさらに高まります(ファンディングレートが同水準で続けば1年後の利益見込額は¥165,148(年率6.54%)に!)。
以下ではステーキング年率ごとの損益の経過と年率換算を試算しました。ぜひご参考にしてください。
4 取引シミュレーション② ~3,000DOTをSBI VCトレードに入庫して2か月経過したケース~
算出条件:2023年5月23日執筆時点、1DOT=¥736.605円(5月22日EODレート)
■ステーキング報酬の受け取り
現在のポルカドットのステーキング報酬額(見込み)は年率11%~17%
⇒ 年率11.0%と仮定した場合、2か月後には41. 25DOT(¥30,385円相当)を受け取れます。
※ステーキングのシミュレーションはこちら
■「ファンディングレート(円)」の受け取り
ポルカドットの「売」の場合のファンディングレートは-0.001%(1日あたり0.001%相当の受け取り)
⇒ 2か月(60日)同じ手数料率が続くと仮定した場合、-0.06%(=-0.001%×60日)となり、お客さまが1,326円(=736.605円×3,000DOT×0.06%) 分のファンディングレート相当分を受け取り可能です。
※ファンディングレートカレンダーはこちら
■レバレッジ取引にかかる「スプレッドコスト」
レバレッジ取引をすると、売買の価格差である「スプレッドコスト」がかかります。
⇒ 今回のケースでは、「新規売り注文」と、「決済注文(ポジションを解消する注文)」におけるスプレッドコストが、合わせて27,000円(=9円×3,000DOT)となります。
<最終的な損益は?>
今回のケースで発生したステーキング報酬、ファンディングレート(円)、スプレッドコストについて、合算してみましょう。
ステーキング報酬 +30,385円
ファンディングレート +1,326円
スプレッドコスト ▲27,000円
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合計 +4,711円
今回の取引例では値下がりリスクを抑えて、2か月で4,711円(年率1.28%)の利益を上げることができました!
スプレッドコストは「新規売り注文」と「決済注文」を行うときにしか発生しないため、取引期間を延ばす(ポルカドットを長く保有する)ことで資金効率がさらに高まります(ファンディングレートが同水準で続けば1年後の利益見込額は¥163,265(年率7.39%)に!)。
以下ではステーキング年率ごとの損益の経過と年率換算を試算しました。ぜひご参考にしてください。
<ご注意事項>
※ファンディングレートは市場実勢により変動し、お客さまのお支払いとなる場合があります。
※入庫ではなく当社で現物のETHやDOTを購入した場合、現物のETHやDOTのスプレッドコストが追加でかかります。
※保有している暗号資産を証拠金として預託することができますが、現物のETH、DOT保有分と同数量の売りポジションを持つ場合、多少の日本円または他の暗号資産が証拠金として必要です。また、暗号資産価格の高騰時には証拠金維持率が低下し、追加証拠金発生やロスカット(売建玉及び保有暗号資産の強制売却)の可能性があります。
※スプレッドは市場の動向により変動します。