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【SBI VCトレード完全ガイド】第3回 はじめてのレバレッジ取引

2023年4月17日

SBI VCトレードのさまざまなサービスや操作方法をレポートする『完全ガイド』シリーズ。
第3回は「はじめてのレバレッジ取引」です。
本記事では、証拠金を効率的に運用できる「レバレッジ取引」の手順を解説します。


<レバレッジ取引とは>

「レバレッジ」とは「テコの原理」を意味します。
現物取引で2万円分のビットコインを購入したい場合、2万円が必要ですが、レバレッジ取引では1万円あれば2万円分のビットコインを売買することができます。
このように、小さな力(資金)で大きなもの(取引金額)を動かす「テコの原理」を取引にあてはめた仕組みが「レバレッジ取引」です。

レバレッジ取引では、同じ取引金額に対して必要な資金が現物取引よりも少ないため、より効率的な運用をすることが可能になります。ただし、売買する金額に応じて損益も大きくなりますので、取引を行う際のリスク管理には十分注意してください。

また、現物取引では買いから入る(ある銘柄を購入してから売却する)ことしかできませんが、レバレッジ取引では、売りから入る(一般に「空売り」と呼ばれます)ことができます。

『これからビットコインの価格が下がりそうだ』という相場では、レバレッジ取引を使って、売却したビットコインを価格が下がった後に買い戻すことで、収益機会を逃さず運用することができるのです。
上記以外にも、SBI VCトレードのレバレッジ取引には多くのメリットがあります。詳しい説明をご覧になりたい方は、以下のページをチェックしてみてください。

SBI VCトレードのレバレッジ取引


<スマートフォンの場合>

・新規注文の方法
アプリにログイン後、ホーム画面の「レバレッジ」をタップすると、銘柄選択画面が表示されます。
「Bid/売」または「Ask/買」を選び、売買したい銘柄の価格部分をタップします(今回の例では「Bid/売」を選びます)。


価格部分を押すと、注文画面が表示されます。デフォルトでは「成行注文」が選択されています。

売買数量を指定し、順に「決定」「BTCを売る」「確定する」をタップすると注文が完了します。

※SBI VCトレードでは、他にも「指値注文」「IFD注文」「IFO注文」など、お客さまのニーズに応じて使い分けられる多様な注文方法が存在します。すべての注文方法を紹介すると非常に長くなってしまうため、ここでは新規注文時に「成行注文」、決済注文時に「指値注文」を使って説明を進めます。

その他の注文方法については、今後の『完全ガイド』シリーズでご紹介する予定です。




・決済の方法
新規注文が成立(約定)すると、ポジション(売買した状態のこと)が発生します。ポジションの評価損益は銘柄選択画面から確認することができるようになります。

「評価損益」の部分をタップすると、現在のポジション一覧を確認することができます。

決済したい場合、ポジション一覧で表示された各ポジションをタップします。

チャート上に緑色の文字と線で「約定レート」と書かれています。これは、先ほど新規発注した注文が成立した価格(「建値」と呼びます)です。「約定レート(建値)」と「決済価格」の差額が各ポジションの最終損益になります。



決済では「指値注文」を使って説明します(新規注文の例で使った「成行注文」であれば、即座に決済することができます)。指値注文とは、売買したい価格を指定できる注文です。

指値注文で指定した価格が暗号資産の現在価格と異なる場合、売買は行われず、指定された価格になるまで注文が残り続けます。そして、暗号資産が指定した価格に到達した場合にのみ、注文が成立します。

指値注文を行う際は、「指値/逆指値」のタブをタップし、決済したい価格を入力します。価格を入力したら、順に「決定」「BTCポジションの決済を予約する」「確定する」をタップすると、注文を予約することができます。



この例の場合、3,728,379円で決済注文の指値を出しました。ビットコインの価格が指値価格まで下がった場合に決済が行われます。

指値を予約すると、銘柄選択画面の「未約定注文」から自分の注文を確認することができるようになります。
暗号資産価格が指値価格に到達した場合、注文が成立(これを「約定」と呼びます)するため、「未約定注文」には表示されなくなります。

まだ注文が成立しておらず、注文を取り消したい場合は、「未約定注文」から取り消したい注文を選び、「この予約を取り消す」をタップしてください。




<PCの場合>

・新規注文の方法
はじめに、ホーム画面から「トレーダーモード」を選択します。



デフォルトでは現物売買の画面が表示されています。
また、「スマートフォンの場合」の例で売り注文の決済指値を予約したため、画面下部に現在の指値注文が表示されています。



レバレッジ取引を行う際は、画面上部にある「テンプレート」から「レバレッジ取引(大)」を選びます。



テンプレートを選択すると、レバレッジ取引用の設定に切り替わります。
チャート上の「売サマリ」は、「スマートフォンの場合」の例で新規発注した成行注文が成立した価格(「建値」と呼びます)です。
「売サマリ(建値)」と「決済価格」の差額が各ポジションの最終損益になります。

また、「ポジションサマリ」のタブにある「一括決済」をクリックすると、現在の売買をすべて決済することができます(買いのみ・売りのみ一括決済することも可能です)。



デフォルトでは「ストリーミング注文」が選択されています。ストリーミング注文は、表示されたレートで買いたい・売りたいと思った時点で注文する方法です。
ストリーミング注文を出すと、その時点で表示されている価格からスリッページの範囲内で取引が成立します。

※SBI VCトレードでは、「ストリーミング注文」以外にも「指値注文」「IFD注文」「IFO注文」など、お客さまのニーズに応じて使い分けられる多様な注文方法が存在します。
すべての注文方法を紹介すると非常に長くなってしまうため、ここでは新規注文時に「ストリーミング注文」、決済注文時に「指値注文」を使って説明を進めます。
その他の注文方法については、今後の『完全ガイド』シリーズでご紹介する予定です。

スリッページとは、取引注文を出した時点での価格と、実際にその注文が成立した時点での価格との差を指します。
市場が急変する場合にはスリッページが発生することがあります。
どの程度のスリッページを許容するかは任意に設定できます。

「新規注文(レバレッジ)」のタブで「注文確認画面が表示されないことに同意します」にチェックを入れ、注文したい数量を入力、スリッページを設定、「売 Bid」または「買 Ask」のボタンをクリックすると、新規のストリーミング注文を発注することができます。




・決済の方法
決済する際は、「ポジションサマリ」の右にある「ポジション照会」のタブをクリックします。
左端にある「決済指定」のチェックボックスにチェックを入れ、「決済注文画面」を押すと、決済注文画面が表示されます。



決済では「指値注文」を使って説明します(新規注文の例で使った「ストリーミング注文」であれば、即座に決済することができます)。
指値注文とは、売買したい価格を指定できる注文です。

指値注文で指定した価格が暗号資産の現在価格と異なる場合、売買は行われず、指定された価格になるまで注文が残り続けます。
そして、暗号資産が指定した価格に到達した場合にのみ、注文が成立します(これを「約定」と呼びます)。

指値注文に切り替えるため、決済注文画面のドロップダウンから「指値」を選択します。



「指値」を選択すると、指値注文画面が表示されるので、売買したい数量と価格を入力し、「注文」をクリックします。
最後に確認画面が表示されるので、「注文実行」をクリックすると、指値注文が予約されます。



発注した指値注文は、チャート上で確認することができます。
暗号資産の価格が指値価格に到達すると、決済が成立します。




「はじめてのレバレッジ取引」は以上となります。
本ページをご覧いただきありがとうございました。

〜『完全ガイド』シリーズ一覧〜

第1回「はじめての口座開設」
第2回「はじめての暗号資産購入」
第3回「はじめてのレバレッジ取引」
第4回「SBI Web3ウォレットを使ってみよう」
第5回「取引画面をカスタマイズしてみよう①(トレーダーモードの紹介)」
第6回「取引画面をカスタマイズしてみよう②(チャート画面のカスタマイズ)」
第7回「注文方法を使い分けてみよう」
第8回「暗号資産の入出庫」



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