cryptonews
243日前
ビットコイン現物ETFで5月1日以来最大の流出、総額2億8700万ドル

米国のビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)は3日、5月1日以来最大の流出を記録し、純流出額は2億8778万ドルに達した。
ソーソーバリューのデータによると、資産額最大のビットコイン現物ETFであるブラックロックのIBIT(iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF)では、3日に大きな流入出は見られなかった。
一方、ビットコイン現物ETFで第2位の規模を有するグレースケールのGBTC(グレースケール・ビットコイン・トラスト)からは、5039万ドルが引き出された。
フィデリティのFBTC(フィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド)が最大の損失となり、1億6226万ドルが流出した。
●他のファンドでも流出
他に大きく流出したのは、3360万ドルが引き出されたアーク及び21シェアーズのARKB(アーク21シェアーズ・ビットコインETF)や、2496万ドルが離れたビットワイズのBITB(ビットワイズ・ビットコインETF)など。
さらに、ヴァンエック、ヴァルキリー、インベスコ、フランクリン・テンプルトンが運用するETFでも、比較的小規模な流出となった。
予想より弱い米国の製造業指数によってウォール街が大きく低迷する中、この流出が生じた。
ISM(供給管理協会)の8月の製造業景気指数は47.2%で、7月から若干上昇したが、未だ50を下回っており景気収縮を示している。
祝日で2日の米国市場は閉鎖したが、現物ビットコインETFの取引量は3日に15.6億ドルに達し、8月30日の15.4億ドルから若干増加した。
一方、米国の現物イーサリアム(ETH)ETFも流出となり、3日には4740万ドルが市場を離れ、1日の流出額としては8月2日以来最大となった。
ETHE(グレースケール・イーサリアム・トラスト)が5231万ドルの流出で最も打撃を受け、フィデリティのFETH(フィデリティ・イーサリアム・ファンド)は491万ドルと小幅な流入となった。
ビットコインは3日時点で1BTC=5万6679ドルで取引されており、過去24時間で3.93%下落した。一方、イーサリアムは5.44%安で1ETH=2377ドルとなった。
●暗号資産商品、先週は3億500万ドルの流出
既報の通り、デジタル資産投資商品は先週大幅な流出に直面し、計3億500万ドルが市場を離れた。
この傾向は、様々な地域や業者の暗号資産市場における広範な地合いの悪化を反映したものだ。
米国における予想を上回る経済指標が、この下落の主なきっかけのようだ。これにより、FRB(連邦準備制度理事会)による50ベーシス・ポイントの利下げの可能性が減退した。
ビットコインがこの移動の中心となり、計3億1900万ドルが流出した。
しかし、全てのビットコイン関連商品が苦しんだわけではない。
ビットコインの下落で利益を得るビットコイン売りの投資商品は、計440万ドルで2週連続の流入となった。
時価総額第2位の暗号資産であるイーサリアム(ETH)も、地合い悪化が流出に現れ、570万ドルが市場を離れた。
イーサリアムの取引量は低迷しており、米国でETFが立ち上げられた週のわずか15%となっている。
この1週間は、主要な暗号資産も大きく値動きした。
ビットコインは1BTC=約5万7300ドルで1週間を終え、前の週の終値である約6万4220ドルから10.8%の下落となった。
イーサリアムも厳しい1週間となり、前の週の終値から11.7%下落した1ETH=約2425ドルの終値をつけた。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
サービス
マーケット情報・チャート
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- エックスアールピー(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- カルダノ(ADA)
- ドージコイン(DOGE)
- ステラルーメン(XLM)
- テゾス(XTZ)
- ソラナ(SOL)
- アバランチ(AVAX)
- ポリゴン(MATIC)
- フレア(FLR)
- オアシス(OAS)
- エックスディーシー(XDC)
- シバイヌ(SHIB)
- ダイ(DAI)
- コスモス(ATOM)
- アプトス(APT)
- ヘデラ(HBAR)
- ジパングコイン(ZPG)
- ニアー(NEAR)
- ユーエスディーシー(USDC)
- ニッポンアイドルトークン(NIDT)
- アルゴランド(ALGO)
- エイプコイン(APE)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- チリーズ(CHZ)
- エンジンコイン(ENJ)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- エフシーアールコイン(FCR)
- メイカー(MKR)
- モナ(MONA)
- オーエムジー(OMG)
- サンドボックス(SAND)
- トロン(TRX)
暗号資産及び電子決済手段を利用する際の注意点
暗号資産及び電子決済手段は、日本円、ドルなどの「法定通貨」とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
暗号資産及び電子決済手段は、価格変動により損失が生じる可能性があります。
外国通貨で表示される電子決済手段については、為替レートの変動により、日本円における換算価値が購入時点に比べて減少する可能性があります。
暗号資産及び電子決済手段は、移転記録の仕組みの破綻によりその価値が失われる可能性があります。
当社が倒産した場合には、預託された金銭及び暗号資産及び電子決済手段を返還することができない可能性があります。
暗号資産及び電子決済手段は支払いを受ける者の同意がある場合に限り、代価の支払いのために使用することができます。
当社の取り扱う暗号資産及び電子決済手段のお取引にあたっては、その他にも注意を要する点があります。お取引を始めるに際してはサービスごとの「サービス総合約款 」「暗号資産取引説明書(契約締結前交付書面)」「電子決済手段取引説明書(契約締結前交付書面)」等をよくお読みのうえ、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただきご自身の判断にてお取引くださるようお願いいたします。
秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産及び電子決済手段を利用することができず、その価値を失う可能性があります。
PDF書面のご確認には、当社が推奨いたしますブラウザソフト、ならびにPDFファイル閲覧ソフトが必要となります。
手数料について 口座管理費、年会費、日本円の入金手数料、暗号資産、電子決済手段の受取・送付(入出庫)手数料はかかりません。そのほか、取引所取引(板取引)での手数料及び、レバレッジ取引において、ファンディングレートが発生しますが、お客様から徴収する場合と付与する場合があります。詳しくは「手数料」をご確認ください。
上記に加え、暗号資産関連店頭デリバティブ取引を行う場合の主な注意点
暗号資産関連店頭デリバティブ取引に関して顧客が支払うべき手数料 、報酬その他の対価の種類ごとの金額若しくはその上限額又はこれらの計算方法の概要及び当該金額の合計額若しくはその上限額又はこれらの計算方法の概要は、「手数料」に定める通りです。
暗号資産関連店頭デリバティブ取引を行うためには、あらかじめ日本円、暗号資産、電子決済手段(当社にて取扱いのある銘柄に限ります。)で証拠金を預託頂く必要があります。預託する額又はその計算方法は、「証拠金について」をご確認ください。
暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができる一方、急激な暗号資産の価格変動等により短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うことや、取引額が証拠金の額を上回るため、証拠金等の額を上回る損失が発生する場合があります。 当該取引の額の当該証拠金等の額に対する比率は、個人のお客様の場合で最大2倍、法人のお客様の場合は、一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会が別に定める倍率(法人レバレッジ倍率)です。
暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、元本を保証するものではなく、暗号資産の価格変動により損失が生じる場合があります。
当社の提示するお客様による買付価格とお客様による売付価格には差額(スプレッド)があります。スプレッドは暗号資産の価格の急変時や流動性の低下時に拡大することがあり、お客様の意図した取引が行えない可能性があります。
「暗号資産取引説明書(契約締結前交付書面)」等をよくお読みのうえ、リスク、仕組み、特徴について十分に理解いただき、ご納得されたうえでご自身の判断にて取引を行って頂きますようお願いいたします。
商号等 | : | SBI VCトレード株式会社 |
第一種金融商品取引業 | : | 関東財務局長(金商)第3247号 |
暗号資産交換業 | : | 関東財務局長 第00011号 |
電子決済手段等取引業 | : | 関東財務局長 第00001号 |
加入協会 | : | 一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(会員番号1011) |
免責事項 当社ウェブページ遷移前に表示された情報は、当社が作成・管理しているものではありません。