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29日前

ブロックチェーン企業家が「ビットコインは25万ドルに達する可能性がある」と予想

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 ブロックチェーン起業家のチャールズ・ホスキンソン氏によると、ビットコイン(BTC)は25年内か26年に1BTC=25万ドルまで上昇する可能性がある。

 カルダノ(ADA)の創始者である同氏は、大手ハイテク企業による採用やより明瞭な規制が、暗号資産(仮想通貨)市場の次の成長の波をけん引するとの考えを示した。

 CNBCのポッドキャスト「ビヨンド・ザ・バレー」で発言したホスキンソン氏は、地政学的緊張の高まりや米国の貿易政策の変化といった現在のマクロ経済的環境に投資家は順応する可能性が高いと述べた。いったん市場が安定しFRB(米連邦準備制度理事会)が利下げすれば、デジタル資産に資本が戻り始める、と同氏は付け加えた。

 「市場は若干安定し、人々はニューノーマルに慣れ、FRBは利下げし、手っ取り早い低利の資金が大量に生じ、それが暗号資産に注ぎ込まれるだろう」と同氏は述べた。

●ホスキンソン氏、乱高下や市場の急変にもかかわらず強気を維持

 ホスキンソン氏は、ドナルド・トランプ米大統領が新たな世界的関税の一時停止を発表する前にこの意見を述べた。この動きは、株式及び暗号資産市場が連日大きく変動した後に生じた。

 ビットコインは今週7万7000ドル割れに下落したが、この一時停止を受けて8万2000ドル越えに反騰した。この回復にもかかわらず、同資産は1月の10万ドル超の史上最高値を大きく下回っている。

 イーサリアム(ETH)の立ち上げも支援し、現在はインプット・アウトプットを率いているホスキンソン氏は、自身の強気な見解の複数の理由を挙げた。これには、世界中での暗号資産利用者の増加が含まれる。クリプト・ドットコムのデータによると、所有者は24年に対前年比13%増の6億5900万人となった。

●ホスキンソン氏、大手ハイテク企業がグローバルな決済でステーブルコインに注目と予想

 また同氏は、世界的な不安定性で複数の国々が伝統的なシステムから追いやられ、分散型の選択肢がより魅力的になっていると主張した。「ロシアがウクライナを侵略したいならば、ウクライナを侵略する。中国が台湾を侵略したいならば、そうするだろう。条約は実際にはうまく機能せず、グローバルな事業もそこではうまく機能しない。だからグローバル化の唯一の選択肢は暗号資産なのだ」とホスキンソン氏は述べた。

 米国における立法活動も重要な役割を果たす可能性がある。ホスキンソン氏は、ステーブルコイン及びデジタル資産市場の構造に関する新たな法案が今後数カ月間で成立すると予想している。これらの法律は、投資家に透明性をもたらし、主流での採用への扉を開く可能性がある。

 ホスキンソン氏は、大手ハイテク企業が間もなくステーブルコインの統合を模索する可能性があると考えている。アップル、マイクロソフト、アマゾンを含むいわゆるマグニフィセント7が、国際決済や少額取引でブロックチェーン基盤トークンを利用する可能性がある。同氏は、これによりコストを削減し効率性を高めることができると述べた。

 ホスキンソン氏は、暗号資産市場は今後数カ月は落ち着くと予想しているが、25年内に転換点を迎えると考えている。同氏は、8月か9月ごろから投資家の関心が新たに高まり、それが26年まで続く可能性があると予想している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/charles-hoskinson-bitcoin-price-prediction-250k-tech-interest/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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