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145日前

トランプ一家の暗号資産プロジェクトであるワールド・リバティ、USDCでONDOを購入:アーカム

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 アーカム・インテリジェンスによると、ドナルド・トランプ一家が支援するDeFi(分散型金融)プロジェクトのワールド・リバティが、25万USDコイン(USDC)で13万4216オンド・ファイナンス(ONDO)を購入したようだ。この購入は、アジア時間で16日早朝にカウ・プロトコルを通じて行われた。

 同プロジェクトは、平均1ONDO=1.83ドルでオンド・ファイナンスを購入し、この大量取得によりオンド・ファイナンスは一時急騰した。

 オンド・ファイナンスはRWA(現実資産)トークン化に特化しており、トークン化された短期米国債ファンドのオンド短期米国債(OUSG)や利付ステーブルコインのオンドUSDイールド(USDY)を通じて、金融市場の流動性を向上させている。

 ワールド・リバティはさらに、チェーンリンク(LINK)、アーベ(AAVE)、エセナ(ENA)、オンド・ファイナンスなどのステーブルコイン以外の資産もポートフォリオに組み入れていることが、アーカムのデータで明らかになった。同プロジェクトのマルチシグ・アドレスは11月30日以降、計4474万USDコインを使って6種のトークンを取得している。

 ルックオンチェーンの12日の投稿によると、ワールド・リバティはその中でも、1000万USDコインを使って1イーサリアム(ETH)=3801ドルで2631イーサリアムを購入している。

 これらの購入は、同プロジェクトのチェーンリンクやアーベへの初の進出であり、その拡大する資産を多様化させるものだ。ワールド・リバティによる投資を受けてチェーンリンクは3年ぶりの高値に急騰し、12日に1LINK=29.45ドルに達した。

 一方、ワールド・リバティは既に、データの正確性とクロスチェーンの接続性のためにチェーンリンクを利用している。ワールド・リバティのガバナンス・コミュニティは11月に、イーサリアム上でのアーベv3プロトコルの立ち上げを提案した。

●オンド・ファイナンス、購入後14%急騰

 オンド・ファイナンスは過去24時間で14%超上昇している。また、過去1週間では28.50%急騰しており、RWA分野で突出している。同トークンは記事執筆時点で1ONDO=2.09ドルで取引されている。

 オンド・ファイナンスの記事公開時点の24時間取引量は5億4110万ドルで、そのパフォーマンスは持続的な成長と革新の可能性を浮き彫りにしている。

 ワールド・リバティのプロトコルは現在、5000万ドル超のイーサリアムと約7400万ドルの暗号資産(仮想通貨)を保有している。アーカムのデータによると、同プロトコルはラップド・ビットコイン(wBTC)と、USDコインやテザー(USDT)などのステーブルコインを保有している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/world-liberty-purchased-ondo-using-usdc/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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