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2024/07/11

国内最大級のWeb3起業家、投資家イベント「IVS Crypto2024 KYOTO」参加レポート


 


7月4日-6日、京都パルスプラザにて、「Japan Blockchain Week 2024」のメインイベントとして、国内外の業界関係者が一堂に会す「IVS Crypto2024 KYOTO」が開催されました。2007年より開催している「IVS」はスタートアップの起業家、投資家向けのカンファレンスとして国内最大級のイベントであり、一昨年よりWeb3部門が「IVS Crypto」として追加され、参加者は1万3千人に上る活況を見せました。



 

ブースゾーンでは、「AVALANCHE」「SHIBA- INU」などのクリプトが出展しており、特に今年の潮流となっているミームコインに関連したブースが目立ちました。






セッションは昨年より大幅に増え、岸田総理大臣もビデオメッセージにて、5月に改正した産業競争力強化法のディープテック・スタートアップへの支援強化や、ストックオプションを柔軟かつ機動的に発行できる仕組みなどのスタートアップ支援について言及しました。





SBI VCトレードと業務提携をしているOASYSの講演では、OASYS代表の松原氏と、double jump. tokyo 代表の上野氏がOASYSチェーンの今後について触れました。





SBIグループからも多くの登壇がありました、特に「日本のコングロマリット企業がWeb3へ移行を見える将来の展望」(原文ママ)のセッションではSBIホールディングス 奥山執行役員が登壇し、SBIグループを持つ暗号資産のエコシステムについて述べました。






「大企業がWeb3ビジネスを実現する際の課題と可能性:社内外の見えない敵とどう戦うか」のセッションでは、SBIホールディングス常務執行役員かつJVCEA代表理事の小田氏が登壇し、他の登壇者とともにWeb3をいかに広めるかについて熱く語りました。




今回の「IVS KYOTO 2024」はサイドイベントが特に充実しており、主催者によると年々増加し、今年は300を超える規模となったそうです。

SBIグループからはSBI VCトレードCTOの池田氏がWeb3業界を目指す学生向けのサイドイベントに登壇、ブロックチェーンを使ったサービスを国内で推進できるよう、導入事例や今後の動きについて語りました。


「Animoca Brands Japan Otera Summit」のサイドイベントは、開催地京都の個性を活かして泉涌寺を貸し切って行われ、Animoca Brands Japan副社長の天羽氏が今後のWeb3におけるIPの活用について話しました。




交流エリアでは、Aptos ファウンダー、Mo Shaikhさんにご快諾いただけてツーショットを撮影しました。 日本での流行にはピンクバードが必要だと言って、私を連れ去るお茶目な方でした。




今年も大きな盛り上がりを見せた「IVS Crypto2024 KYOTO」。サイドイベントや若年層の参加者が年々増加しており、業界の発展が顕著に見られます。Web3を担う人材が京都に集まったことで、多くの人が刺激を受け、Web3の発展に繋がることを期待します。


引用
IVS公式アカウント(note)
https://note.com/ivs19/n/n1a6e0ce7172a
OASYS公式アカウント(X)
https://x.com/oasys_japan/status/1809817617089380845?s=46&t=ULgFQAnnK174Z5_6F7Hoiw



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