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本コラムでは、2025年最新のビットコイン(BTC)の価格動向、最新ニュースや市場分析をもとにした今後の価格予想、そしてビットコインの将来性についてコラム形式でお伝えします。
ビットコインに興味はあるが取引経験のない方や、過去に取引経験があり、最新の状況に関心をお持ちの方でもわかりやすいように、ビットコインの特徴や仕組みに関しても解説します。ぜひ参考になさってください。
【2025年最新】ビットコイン(BTC)|現状の価格動向

出典:https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=BITFLYER%3ABTCJPY
2025年12月5日時点のビットコイン(BTC)の価格動向について詳しく見ていきましょう。
2022年末ごろから続いていたビットコイン価格の上昇は、2024年の現物ETF承認や半減期、さらに同年の米大統領選でトランプ氏が再選し、暗号資産を積極的に後押しする姿勢を示したことが重なり、いっそう勢いを強めてきました。2025年10月には一時1,900万円近くまで上昇する場面も見られ、こうした政策面の後押しが強い追い風になったと考えられます。
しかし10月に入ると、こうした上昇局面に急ブレーキがかかりました。日本時間10日から11日にかけて、トランプ大統領が中国製品に対して追加関税100%に言及したことがきっかけとなり、米中摩擦への懸念から市場は急速にリスク回避へ傾く流れに。この発表を合図に証拠金取引のポジションが一気に傾き、清算が続発する事態となりました。ビットコイン価格は約1500万円前後まで下落。暗号資産市場全体では、約3,000億円規模のポジションが連鎖的に清算され、過去のFTX破綻時やコロナショック時を大きく上回る規模だったとされています。また、大口投資家が発表前に多額の空売りを積み上げていたことが明らかになり、市場ではインサイダー取引の疑いが指摘されるなど、混乱がさらに広がりました。
その後も相場の不安定さは続き、ビットコインでよく用いられる4年サイクルがちょうど節目を迎えたことも重なって、下落基調が続きました。11月には価格が1,200万円台まで落ち込み、12月に入って利下げ観測が高まり株式や金が堅調に推移するなかでも、ビットコインは戻り切れず、足元では約1,400万円前後での推移が続いています。
今回の下落局面では、これまで相場をたびたび支えてきた50週移動平均線を11月中旬に明確に割り込み、2022年から続いてきた主要な支持線を失う形となりました。さらに、4年サイクルの節目と重なって長期保有者の利確が進んだこともあり、市場では「3年続いた上昇トレンドが終わったのではないか」という見方が広がりつつあります。
ビットコイン(BTC)の特徴・仕組み
ビットコイン(BTC)は、管理者が存在しない非中央集権型のデジタル資産です。法定通貨のような中央銀行がなく、ブロックチェーン技術を利用してネットワーク参加者のコンピューター間で取引が相互に管理されています。このブロックチェーンは、取引情報をブロックとして鎖状につなぐため、改ざんが極めて困難で、不正行為のリスクが低いとされています。
また、ビットコインはP2P(ピアーツーピア)ネットワークを採用しており、銀行のような中央サーバーを介さずに個人間で直接取引が可能です。そのため、取引手数料が低く抑えられるというメリットがあります。さらに、ビットコインには2,100万枚という発行上限が設定されており、市場に出回りすぎて価値が希薄化するのを防いでいます。
さらに、ビットコインの供給ペースをコントロールするために「半減期」という仕組みがあります。2024年4月には4度目の半減期が完了し、マイニング報酬が3.125BTCにまで削減されました。これにより、インフレ率が減少し、価格上昇への期待が高まっています。
【最新ニュースや市場分析から考察】ビットコイン(BTC)の今後の価格予想

出典:https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=BITFLYER%3ABTCJPY
今後の価格動向を考えるうえで、まず押さえておきたいのは、2022年から約3年続いた上昇トレンドがここで一つの転機を迎えている点です。多くの投資家が重視する50週移動平均線を下回り、さらに4年サイクルの節目を過ぎたことで、市場では下落トレンド入りを警戒する声も無視できないものとなっています。
注目されるのは、この先ビットコインが再び1,500万円付近の移動平均線を取り戻して上昇を続け、長らく意識されてきた4年サイクルの枠組みを打ち破るのか、それとも移動平均線を下回る状態が続き、本格的に下落局面へ入るのかという点です。
今後の展望を左右する材料としては、12月の米国利下げが挙げられます。利下げが実現すればリスク資産には追い風となり、ビットコインにとっても支援材料になります。また、足元ではやや持ち直しつつある中で、Vanguardをはじめとする大手運用会社がビットコインの取り扱いを拡大していることや、2026年にはチャールズ・シュワブの対応が控えているなど、伝統金融側から富裕層マネーが流入する可能性も見込まれています。
移動平均線を再び上回り上昇基調を取り戻すことができれば、過去最高値の更新や2,000万円台の到達も視野に入ります。一方で、現在の状況は下落トレンド入りを示唆する要素も多く、市場環境はなお不透明です。引き続き慎重な姿勢で相場を見極めることが求められます。
ビットコイン(BTC)今後の展望・将来性を予測
ビットコインは暗号資産の代表格として、今後も多くの注目を集めると予想されます。4度目の半減期を迎え、供給量が減少したことで希少価値が高まり、価格上昇の期待が高まっている状況が続いています。
ビットコイン(BTC)の今後のポジション、普及率や利用シーン、規制の動き
ビットコインは、国家の枠組みに依存しないデジタル資産として、その存在意義を強めています。価値を保つ手段としてだけでなく、国境を越えて容易に移転できる性質や、取引量が多く流動性が非常に高い点も特徴です。また、発行量が技術的に定義されているため、自国通貨の価値変動に対する備えとして活用する動きも広がりつつあり、価値の保全手段としての側面も注目されています。一方で、規制の方向性や技術面の課題が今後の普及に影響を与える可能性もあり、こうした環境の変化がビットコインの位置づけを左右していくことになるでしょう。
投資としてのビットコイン(BTC)の価値・将来性
ビットコインは、デジタルゴールドとも称され、ポートフォリオの一部として多くの投資家に注目されています。2024年1月の米SECによる現物ETF承認により、投資家の参入が増加し、ビットコインの流動性が向上しました。しかし、市場は依然としてボラティリティが高く、価格の急激な変動がリスクとなります。ビットコインの将来性は、需給バランス、規制の動き、技術の進化など、さまざまな要因に左右されるため、投資判断には慎重さが求められます。
まとめ
ビットコインの2025年における動向を見ても、その価格が市場のさまざまな要因に左右されていることが明らかです。金融政策の動向や、企業による採用の広がり、規制の方向性、さらには株式市場など周辺資産の動きまで、ビットコインの価格を取り巻く要素は多岐にわたります。今後もビットコインはデジタル資産の象徴として、投資家や市場参加者の関心を集め続けるでしょう。しかし、その投資にはリスクが伴うため、市場の動向を綿密に分析し、慎重な判断を行うことが求められます。